聖富士が初めての幕下でストレート勝ち越し「とりあえず一安心」伊勢ケ浜部屋期待の19歳

2023年11月18日 20:43

相撲

聖富士が初めての幕下でストレート勝ち越し「とりあえず一安心」伊勢ケ浜部屋期待の19歳
<大相撲九州場所7日目>大賀(右)を引き落としで破る聖富士(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所7日目 ( 2023年11月18日    福岡国際センター )】 西幕下42枚目の聖富士(19=伊勢ケ浜部屋)が大賀(20=荒汐部屋)を破って4戦全勝で勝ち越しを決めた。
 立ち合いもろ手を出しながら頭で当たると、出てくるところを左へ体を開いて引き落とし。「前に出ようと決めていたけど全然出てなかった。もっと前に出ないと」と内容については反省。それでも初めて幕下に番付を上げた場所でストレート勝ち越しを決め「三段目に落ちることはないので、とりあえず一安心」と安どの表情を浮かべた。

 先場所の途中から、静岡・飛龍高の2年先輩にあたる幕内・熱海富士(21)の付け人を務める。5日目までは、熱海富士と同じく付け人の序二段・夢之富士(15)とともに“チーム熱海富士”は無敗だった。熱海富士は6日目に初黒星を喫し、夢之富士はこの日敗れて3勝1敗に。聖富士だけが白星を伸ばし「自分も負けるのかもと思ったけど、負けられなかったです」と笑顔を見せた。

 横綱・照ノ富士(31)を始め関取5人が在籍する伊勢ケ浜部屋の期待の19歳。初土俵から1年以内に幕下まで番付を上げて早くも勝ち越し、将来性の高さを見せた。

おすすめテーマ

2023年11月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム