【7人制ラグビー五輪予選】サクラセブンズはキックオフから好機演出、平野主将「マイボール獲得できた」

2023年11月18日 21:07

ラグビー

【7人制ラグビー五輪予選】サクラセブンズはキックオフから好機演出、平野主将「マイボール獲得できた」
<女子ラグビー7人制 アジア予選 日本・タイ>後半、タックルする平野優芽(右)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【男女7人制ラグビー・パリ五輪アジア予選第1日・女子1次リーグA組 ( 2023年11月18日    大阪・ヨドコウ桜スタジアム )】 3大会連続出場を目指す日本代表“サクラセブンズ”は1次リーグA組を2戦全勝で突破した。19日の準決勝ではB組2位の香港と戦う。優勝すればパリ五輪の出場権を獲得し、2位と3位は最後の1枠を懸けた世界最終予選に回る。
 サクラセブンズは初戦のカザフスタン戦で堤ほの花(日体大)が3トライを決める“ハットトリック”など、計7トライを奪う猛攻で43―0の白星発進。第2戦のタイ戦は19―0で制し、2戦連続の完封勝利だった。

 2試合ともキックオフボールから攻撃の流れを引き寄せた。鈴木貴士ヘッドコーチ(HC)指導の下、熊谷合宿からキックオフ練習に注力。前日17日の最終調整でも入念に確認し、チーム内で「ファーストプレーにこだわろう」と話し合っていた。

 この日はキッカーの須田倫代(追手門学院ビーナス)が好機を演出。平野優芽主将(ながとブルーエンジェルス)は「いいキックを蹴ってくれて、キックオフでマイボールを獲得することができた。勝つことが一番なので満足している」と手応えを語り、あと2勝に迫ったパリ切符へ「先を見すぎず、まずは準決勝に勝つ」と表情を引き締めた。

 ▽女子日本代表のアジア予選登録メンバー。※◎は主将。
 中村 知春(ナナイロプリズム福岡)
 梶木 真凜(自衛隊)
 バティヴァカロロ・ライチェル海遥(ながとブルーエンジェルス)
 水谷 咲良(東京山九フェニックス)
 三枝 千晃(北海道バーバリアンズディアナ)
 大谷 芽生(ながとブルーエンジェルス)
◎平野 優芽(ながとブルーエンジェルス)
 田中 笑伊(ながとブルーエンジェルス)
 堤 ほの花(日体大)
 吉野 舞祐(日体大)
 原 わか花(東京山九フェニックス)
 須田 倫代(追手門学院ビーナス)

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