中日が2年ぶり“甲子園シーズン2勝目” 岡林が島本から阪神戦の連敗を6で止める決勝打

2023年06月29日 05:00

野球

中日が2年ぶり“甲子園シーズン2勝目” 岡林が島本から阪神戦の連敗を6で止める決勝打
ヒーローインタビューを終えてファンの声援に応える岡林(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日4ー2阪神 ( 2023年6月28日    甲子園 )】 負ければ自力Vの可能性が消滅する危機で、中日が鬼門で接戦を制した。昨季1勝9敗だった敵地で2年ぶり“甲子園シーズン2勝目”を挙げ、立浪監督は「どの球場でも苦手は作ってはいけないですし」と振り返った。
 立役者は岡林だ。延長10回2死二塁で、島本のフォークを右越え決勝三塁打。阪神戦の連敗を6で止める一打を放ち、「借金を減らすために目の前の試合を一つずつ」。次世代エースも奮闘した。高橋宏は7回2失点で勝敗こそ付かなかったが、10三振を加え85奪三振で、リーグトップに返り咲いた。

 守護神・マルティネスは10回を3者凡退で締めDeNA・山崎に並ぶリーグトップ17セーブ目だ。「最後よく粘って、勝ち越したのは大きいですよね」と指揮官。この白星を苦手克服の足がかりとしたい。(湯澤 涼)

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