「エンゼルスはプレーオフに勝ち進んだら、危険なチームになりうる」ローゼンタール記者が太鼓判

2023年06月29日 06:28

野球

「エンゼルスはプレーオフに勝ち進んだら、危険なチームになりうる」ローゼンタール記者が太鼓判
エンゼルスPS進出への鍵を握る(左から)トラウト、大谷、サンドバル Photo By スポニチ
 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が「エンゼルスはプレーオフに勝ち進んだら、危険なチームになりうる」と指摘している。
 これまでは「大谷翔平とマイク・トラウトは、またプレーオフに出られないだろうという悲観的な話ばかりだったが、会話内容をひっくり返す時期だ」とする。エンゼルスの強みは打線だ。

 チームOPS(出塁率+長打率)は・777で全体4位、ブレーブス、レイズ、レンジャーズに次ぐ強力打線だ。118本塁打も4位、平均得点は6位である。ワイルドカードラウンドは3試合で決着がつくが、1試合は驚異の大谷翔平が先発で投げる。被打率・180はトップ、エンゼルスは即座に優位に立てる。

 大谷以外でも左腕リード・デトマーズが過去4試合の防御率が1・05と好調、パトリック・サンドバルはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコ代表で防御率1・23と大舞台に強いことを証明した。

 むしろ心配なのはブルペン陣。防御率は3・57で6位だが、実は引き継いだ走者を抑える確率は30球団で一番悪い。相手打者のOPSも9番目に高い。マット・ムーアとベンジャミン・ジョイスの復帰が待たれるが、ペリー・ミナシアンGMはトレードデッドラインまでにさらにブルペンを補強するだろうと書く。ミナシアンGMはベテラン野手のエデュアルド・エスコバルとマイク・ムスタカスを獲得したばかりだが、彼らの高年俸はメッツとレッズが払ってくれている。最低年俸の日割り分を払うだけでいい。まだ資金は残っているはずだ。

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