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日本ハム 中日から新加入の郡司が1軍初昇格へ 30日のオリックス戦から 

2023年06月29日 11:58

野球

日本ハム 中日から新加入の郡司が1軍初昇格へ 30日のオリックス戦から 
日本ハム郡司 Photo By スポニチ
 19日に中日からトレードで新加入した日本ハム郡司裕也捕手(25)と、昨季終盤に右足首手術、今年3月にも左足首の手術を受けた浅間大基外野手(27)があす30日のオリックス戦(エスコン)から1軍昇格することが28日、分かった。チームはリーグトップの防御率を誇るだけに、Aクラス浮上を狙うには打戦強化が必須。沖縄シリーズを終え、新庄剛志監督(51)が積極的に動き出す。
 夏本番を目前に控え、新庄監督が打線強化を図る。今季は「優勝しか目指さない」と宣言。19日に中日から山本、郡司を交換トレードで獲得し、西武と激突した27日からの沖縄シリーズから山本を中継ぎ要員として1軍昇格させたが、あす30日からは捕手の郡司も1軍合流させる方針だ。

 打てる手は、迷わず打つ。慶大4年時に東京六大学リーグで3冠王に輝いた郡司の最大の武器は打撃。昨季は打率・190だったが、2軍では打率・309、6本塁打。今季も1打数無安打とチャンスを与えられなかったが、2軍では打率・261、2本塁打。新天地では、まだ5試合しか出場していないが15打数6安打、打率・400で、この日のイースタン・リーグ、ロッテ戦では移籍後初アーチとなる中越えソロを叩き込んだ。

 移籍を大きなチャンスと考える郡司は「捕手がメインだけど、打撃が一番の売り。捕手以外も守ることができるので、打撃で存在感を出したい」と意気込む。外野を守ることも視野に入れながらアピールする考えだ。

 昨季はレギュラーをつかみかけながら終盤に右足首を手術し、今年2月に左くるぶしを骨折し、3月に手術を受けた浅間にも「GO」サインが出た。コンディションを考慮し、開幕から2軍で調整してきたが、わずか12試合出場ながら40打数12安打、打率・300、この日の右中間アーチを含め、すでに3本塁打と、2軍で格の違いを見せつけている。

 新庄監督は万波、清宮、野村による4番争いをあおるが、郡司と浅間を1軍昇格させることで、野手陣全体にも刺激を与えていく。

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