「ほっとしている」広島・野村 今季初先発は満点投球「右にも左にも内角を使えたのが良かった」

2023年06月29日 22:55

野球

「ほっとしている」広島・野村 今季初先発は満点投球「右にも左にも内角を使えたのが良かった」
<広・D>力投する先発の野村 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島5-3DeNA ( 2023年6月29日    マツダ )】 広島が29日のDeNAに勝利し、今季最長となる5連勝を達成した。3連戦が始まる前まで首位だったDeNAに3連勝。これで2位・DeNAに、1・5ゲーム差まで詰め寄った。
 322日ぶりの白星こそ逃したが、白星の立役者は今季初先発の野村だった。雨脚が強まり、2回裏には一時試合中断となったが、リズムは崩さない。2、3、4回と続けて3者凡退にしとめ、6回まで74球とテンポよく投げ込んだ。結局、散発3安打で、無四球、6回無失点で切り抜け、ベンチで新井監督から肩を叩かれて笑顔で労われた。

 試合後、野村は「ほっとしている」と率直な胸の内を明かしつつ、チーム打率リーグ最高のDeNAに対して「しっかり腕を振って投げられた」と手応えも口にした。雨で中断するなど、難しいマウンドだったことには「気持ちを切らさない(ということ)だけだった。一人一人、一球一球、そういう思いで投げた」と語った。

 新井監督が「100点のピッチング」と評した今季初先発。次回も登板機会が用意されるのは間違いなく、野村は「今日は右打者にも左打者にも内角を使えたのが良かった。次もいい投球ができるようにしっかり準備したい」と力強かった。

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