大谷翔平 “強烈165キロ”中前打で元同僚を気遣う仕草!5の3で打率・309、エ軍は連勝ストップ

2023年06月29日 12:50

野球

大谷翔平 “強烈165キロ”中前打で元同僚を気遣う仕草!5の3で打率・309、エ軍は連勝ストップ
エンゼルス・大谷翔平 Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス5―11ホワイトソックス ( 2023年6月28日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が28日(日本時間29日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・DH」で先発出場。初回に6試合連続安打となる右翼線三塁打、8回に中前打、9回には内野安打を放って2試合連続3安打“猛打賞”をマーク、3試合連続本塁打はならなかったが、5打数3安打で打率は・309に上昇、リーグ4位となった。チームは5―11で敗れ、3連勝はならず。アストロズが勝利したため、西地区3位に転落した。
 大谷は、初回1死の第1打席で、2ボール2ストライクからホ軍の先発右腕ジオリトの外角チェンジアップにタイミングを崩されながらも右翼線にはじき返し、快足を飛ばして三塁打。三塁打5本はパイレーツのヘイズらと並びメジャートップタイで、23日(同24日)のロッキーズ戦から続く連続試合安打を「6」に伸ばした。

 3回1死の第2打席はフルカウントから低めの変化球に空振り三振、6回無死の第3打席はフルカウントから外角直球に見逃し三振に倒れたが、8回1死の第4打席で2ボール2ストライクから元同僚の右腕ミドルトンの直球をジャストミート、打球はミドルトンの頭部をかすめて中前に抜けた。打球速度102・2マイル(約164・5キロ)で、あわやミドルトンの頭部を直撃という痛烈な当たりで、大谷は一塁に達すると、ミドルトンに向けて左手を上げ、気遣う仕草を見せた。これで2試合連続25回目のマルチ安打となった。さらに9回2死一、二塁の第5打席では右腕グレイブマンから二塁内野安打し、2試合連続10回目の1試合3安打を記録した。これで打撃成績は、80試合で311打数96安打、28本塁打、64打点、打率・309、11盗塁、投手成績は16試合で7勝3敗、防御率3・02となった。

 この日の試合前には、フィル・ネビン監督が前夜の登板で右中指の爪が割れた大谷の次戦先発に言及。7月3日(同4日)の敵地でのパドレス戦の予定とし「爪は問題ない。今週いっぱい(リカバリーに)取り組むが問題はないと思っている」と語った一方で「サンディエゴでの初戦先発でも大丈夫だと思うが、完璧にするために水曜日になるとしてもそれは問題ない。いずれにしろオールスター前の先発はあと1回だからね」と説明。3日(同4日)を本命に5日(同6日)の登板も視野に入れる考えを示した。

 大谷は前日27日(同28日)のホワイトソックス戦は「2番・投手兼DH」の二刀流で先発出場し、初回に27号ソロ、7回に日米通じて登板試合初の2本塁打となる28号ソロを放ち、投げても右手中指の爪が割れるアクシデントもありながら6回1/3を1失点、10奪三振で7勝目を挙げていた。

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