DeNAバウアーが今永昇太の投球メカニックを分析して自身と比較「同じ153キロを投げる」

2023年08月20日 14:55

野球

DeNAバウアーが今永昇太の投球メカニックを分析して自身と比較「同じ153キロを投げる」
<D・神19>キャッチボールするバウアー(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が自身のYouTubeを更新。同僚の今永昇太投手(29)の投球動作を解析しながら自身のフォームとの相違点などを考察した。
 バウアーは「僕らのメカニックの違いや似ているところを探すのは面白い」と、ブルペンの映像を使って大学で機械工学を学んだ秀才らしい解説を始めた。

 類似点に挙げたのは(1)後ろ脚のディープスクワット。バウアーは「最初の動きは後ろ脚を踏み込むこと。その動きを1試合に何度も出来る強さが必要」と説明を加えた。
 (2)グラブを持つ腕の活用。バウアーは「投げる側の腕が最大がい旋したとき、グラブ側の動きは完全に止まる」と指摘した。
 (3)視線はターゲットに固定。

 一方で相違点として挙げたのは(1)プレートからの離れ方。今永は腰を回し、バウアーは回さない。
 (2)グラブの高さ。グラブを高く上げるバウアーは「バッターの視界にグラブが入るとボールは見えにくくなるが、体幹(軸)が後傾から前傾する。今永はグラブを低いままに保つため体幹が安定する」と解説した。
 (3)リード脚の使い方。バウアーによれば「踏み込んだ脚を止めてブレーキに使うが、完全に止めてエネルギーが移動するのを待つタイプと止まってリバウンドして引き戻す」やり方があり、バウアーは前者、今永は後者だという。

 バウアーは「(2人は)同じ153キロを投げる。どちらの方法にもプラスとマイナスがある。重要なのは力強く着地し、早くエネルギーを止めること。それが球速に繋がる」と説明した。

 そして「他人のメカニックを見るのは好きだ」と話した。

おすすめテーマ

2023年08月20日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム