広島・新井監督語録「本当に打っちゃいましたね」 有言実行の「末包弾」に頬緩ませる

2023年08月20日 21:56

野球

広島・新井監督語録「本当に打っちゃいましたね」 有言実行の「末包弾」に頬緩ませる
<広・巨>広島・新井監督 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7ー5巨人 ( 2023年8月20日    マツダ )】 広島は20日の巨人戦に競り勝ち、2カード連続勝ち越しで貯金10に戻した。2連勝で優勝マジック26とした首位・阪神とは7ゲーム差のまま。同じ2連勝で食らいついた。マット・デビッドソン内野手(32)、末包昇大外野手(27)、堂林翔太内野手(32)の計3本塁打で主導権を握り、7回にはドリュー・アンダーソン投手(29)が来日2年目で初めて救援登板するなど継投策で逃げ切った。新井貴浩監督の試合後の一問一答は次の通り。
 ――序盤、中盤の3本塁打が大きかった。
 「大きかったね。マットも本当に大きかったし、スエもね。今日も打ちますよ、って言っていたんで。本当に打っちゃいましたね。ナイスバッティングでした。マットは状態が上がっているというより、成長と言うと、おかしいけど、そう見えますね。そこは打撃コーチがしっかりやってくれているんで、その成果が出ていると思います。あと堂林のホームランも大きかったですね。詰め寄られた後の3ラン。スゴくあのホームランも大きかったと思います」

 ――デビッドソンは巨人戦8発目。
 「そこは彼に聞いてみないと分からないけど、彼の謙虚で素直な性格があって、日々、打撃コーチと練習とかいろいろ対策とかをやっていく中で、だんだんと成長というのかな、また新しいマットになってきているなと思います」

 ――7回はアンダーソンを起用した。
 「ナイスピッチングでしたね。彼も(1軍に)上がってきて初めての登板だったんですけど、落ち着いてましたね」

 ――本当ならもっと楽な展開で初救援を。
 「そうだね。初めての(救援)登板で、ああいうタフな場面だったけど、そこはね。こっちはいつも言っているように、信頼して送り出しているので。でも、落ち着いてましたね」

 ――僅差で島内、ターリーを投げさせなかった。
 「島内はちょっと登板数と球数がここ最近はスゴく増えていた。今日も緊急要員だと思っていた。最後の最後、イレギュラーなことが起こったときにいってもらうよ、と。極力使わない方向だった。これで明日も空くんで、昨日、今日と3日間かな。そういう計算でいました」

 ――その状況で僅差を勝ちきった。
 「タマ(玉村)も、粘りながら頑張ってくれたと思いますし、向こうに流れがいっている中で大道もしっかり抑えてくれた。アンディーも、ザキ(中崎)も抑えてくれた。タマも頑張って粘って投げてくれたし、ブルペン陣もみんな素晴らしいピッチングだったと思います」

 ――役割は監督自ら伝えているのか。
 「僕自ら言っているときもありますし、投手コーチから言ってもらうこともありますし。ミーティングとかで、どこで何があるか分からないから、いつでもいけるように、準備と気持ちの整理はしておいてくれという風には、ちょっと前にみんなに言っているので」

 ――それでみんなメンタルの準備ができている。
 「どうなんですかね。それはちょっとどうか僕には分からないけど、ただ大道にしても、ザキは経験もありますし、みんないい準備がしっかりできているなと感じますね」

 ――守備では3併殺も大きかった。
 「そこも、欲しいところで併殺を取れたというのは、やっぱりピンチなんだけど、そこを併殺で切り抜けたというのも、試合の流れ上、大きかったと思います。しっかり併殺を取れる二遊間ですし、自慢の」

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