ヤクルト投打で外国人選手が活躍し3連勝 高津監督「1―0の難しいゲームを取れたのはよかった」

2023年08月20日 21:47

野球

ヤクルト投打で外国人選手が活躍し3連勝 高津監督「1―0の難しいゲームを取れたのはよかった」
<ヤ・中>笑顔で完封勝利のサイスニードを迎える高津監督(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト1―0中日 ( 2023年8月20日    神宮 )】 ヤクルトは投打で外国人選手が躍動し、今季4度目の同一カード3連勝。投げてはサイスニードが9回4安打無失点で今季2度目の完封。打ってはサンタナが2回に放った先制13号ソロが決勝点になった。高津監督の一問一答は以下の通り。
 ――今日はサイスニードに尽きる。

 「序盤から、状態よくストライク先行で、フォアボールも出さずにね、あそこまで行ったので、同点に追いつかれるまでは代えない気でいました」

 ――7回まではわずか1安打。

 「2回り目からかな? 最初の1回りは三振が5つぐらい取れたんですけど、2回り目ぐらいから向こうもアジャストしてきていたので、ちょっと難しくはなって。だんだんイニングを追うごとに難しくはなっていったんですけど、よく最後も8回、9回とよく乗り切ったと思いますね」

 ――完投してくれるのは頼もしい。

 「そのために間隔を少し空けてね、1イニングでも1球でも多く投げて、リリーフに負担のないようにという考えなので、こうやって最後まで投げ切ってくれる、しかも1―0という難しいゲームを取れたので、良かったと思います」

 ――サイスニードの9回まで続投は志願か。

 「いや、特に志願ではないです。行ってくれという感じ」

 ――打線はサンタナが貴重な一発。

 「まさか1―0で終わるとは思っていなかったですけど、やっぱり先に点を取れてね、それを追加点は取れなかったですけど、守り切れたというのは、なかなか打てなかったですけど、やっぱり守備ですね。しっかりと守ったおかげで、無失点でいけた、1―0でいけたゲームになったと思います」

 ――体調不良で村上が不在の中でサンタナが打ってくれることは大きい。

 「打率も一番チームで高いですし、すごく期待しています」

 ――三塁・武岡の好捕や右翼・丸山和の好返球など守備で貢献してくれる若手の姿。

 「やっぱり打つと目立ちますけど、守備だったり、走塁だったり、そういうところはしっかりアピールの場だと思っているので、それができるかどうか、積極的に次の塁を狙えるかどうか、球際をしっかりキャッチできるかどうか、スローイングがしっかりできるかどうか、そういうところもアピールの一部だと思っているので、そういう意味では打つだけじゃなくてね、そういうことができないとなかなか1軍に残ったり、レギュラーを取ったりというところは難しいと思うので、よくそういうところでもアピールしてくれていると思います」

 ――村上や中村、塩見ら主力が離脱する中で出場する選手が活躍することが本当のチーム力だと話していた。それができた3連戦だった。

 「若い選手が大半ですけど、ちょっと戸惑いながら、ちょっと手探りの部分もありながら、何とかしてやろうという気持ちは伝わってきました。まあでも、それがプロで生き残るためにはすごく大事なことだと思いますし、引き続き明後日からずっとロード出ますけど、アピールを続けてほしいなと思います」

 ――巨人3連戦からスタート。

 「ビジターでちょっと分が悪いというか、なかなか勝ててないので、きょうのような、この3連戦のようなゲームがしたいなと思いますね。しっかり守って、なかなか点は取れないでしょうけど、少ない得点を守り切るという野球がしたいなと思いますね」

 ――3カード連続ロードで8月が終わる。いい形で9月に。

 「そうですね。まあ、毎日勝ちたいと思っているので、毎日全力を尽くすのみだと思います」

 ――古賀は先発した試合で完封が多い。監督から見ていてどう思う

 「どうだろう。でも、中村と違った色はすごくあると思います。それはこんな感じです、あんな感じです、結果が完封ですというのはなかなか直結するのは難しいですけど、それはそれで相手にとって嫌でしょうし、ある意味、今までずっと中村と組んでいたところを古賀と組ませることがちょっとピッチャーにとっては新鮮だったりとか、いろいろな刺激があるのかなと。そこの完封についてはちょっと何があってどうというのは細かく調べてみないとあれですけど、そういう変わったというか、彼の色を出したリードもできているのかなと思います」

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