中日・大島が生え抜き5人目の2000安打達成 14年目は日本選手最速タイ 地元ファン大歓声に包まれ

2023年08月26日 14:54

野球

中日・大島が生え抜き5人目の2000安打達成 14年目は日本選手最速タイ 地元ファン大歓声に包まれ
<中・D>3回、大島は2000本安打を達成し、高橋周(左)からの花束を受け取る(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日―DeNA ( 2023年8月26日    バンテリンD )】 中日の大島洋平外野手(37)が、26日のDeNA戦(バンテリンドーム)で2000安打を達成した。21年栗山巧(西武)以来、プロ野球通算55人目の快挙。10年3月27日の広島戦でジオから二塁内野安打(一塁走者に打球が当たり守備妨害)を放ってから、入団14年目でついに節目の1本を記録した。
 初回は二ゴロに倒れたが、第2打席で決めた。DeNAの先発左腕・石田から1死一塁の場面で中前打を放ち、節目の快音とともに、バンテリンドームから大きな拍手が起きた。

 一塁上では、チームメートの高橋周や、元中日でもあるDeNA・京田、また享栄高校時代の野球部監督・柴垣旭延氏が花束贈呈し握手を求めるなどして、再び場内からの大きな拍手で包まれた。大島は球団を通じて「打つことができて良かったです。まだ試合の途中なので、引き続き頑張ります」との談話を発表した。

 大島の一打もあり、その後、2死満塁の好機となったが、宇佐見が左飛に倒れ、この回は無得点に終わった。

 中日在籍中の達成者は、17年荒木雅博以来6年ぶり。生え抜き選手では78年高木守道、85年谷沢健一、03年立浪和義、前出の荒木に続く5人目で、社会人野球出身選手では、05年古田敦也、12年宮本慎也、15年和田一浩に続く4人目となった。実働14年での達成は13年のラミレスに次いで、7人目の日本人最速タイだ。

 軽い背中の張りがあり、18日のヤクルト戦は欠場したが、それ以外は順調に安打数を積み重ね、ファンが詰めかけた本拠地での達成となった。

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