一塁埋まってるのに…大谷翔平 9回の好機で今季17度目の申告敬遠 敵地も大ブーイング

2023年08月26日 11:04

野球

一塁埋まってるのに…大谷翔平 9回の好機で今季17度目の申告敬遠 敵地も大ブーイング
<メッツ・エンゼルス>8回、ベンチの大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス-メッツ ( 2023年8月25日    ニューヨーク )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。9回の第5打席は好機で申告敬遠と勝負を避けられた。
 2-1の9回2死一、三塁からシャヌエルが中前適時打。貴重な追加点でリードを3-1に広げ、なおも一、三塁で大谷に打席が回って来た。ところが、相手指揮官のウォーショルター監督は迷わず申告敬遠を選び、大谷との勝負を回避。これには敵地の観客も大ブーイングした。

 大谷はこの日、メジャー初対決となった相手先発・千賀滉大に対し、第1打席はストレートの四球を選んで出塁。3回無死一塁の第2打席は低めの変化球を捉え右越え二塁打とし3試合連続安打をマーク。5回の第3打席は再び四球を選び、全3打席出塁した。8回の第4打席は相手2番手に一ゴロに倒れた。

 大谷は23日(日本時間24日)、レッズとのダブルヘッダー第1試合に先発したが、2回途中で緊急降板。その後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季残り試合に登板しないことが決定した。ただ24日(同25日)、球団は「追って発表するまでDHで出場し続ける」と発表。この日が、故障判明後、初の試合となった。

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