巨人・原監督「やりゃ~できるね。やりゃできるね」 井上7失点KOも2番手以降6投手が無失点継投

2023年09月03日 21:15

野球

巨人・原監督「やりゃ~できるね。やりゃできるね」 井上7失点KOも2番手以降6投手が無失点継投
<D・巨>2回途中で井上を降板させた原監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―7DeNA ( 2023年9月3日    横浜 )】 巨人が波乱の幕開けとなったDeNA戦(横浜)に14安打8得点で打ち勝ち、今季6度目となる同一カード3連敗を阻止。自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出に望みをつないだ。
 37日ぶりの1軍登板となった先発左腕・井上が2回までに4点の援護をもらいながら知野に代打逆転満塁本塁打を浴びるなど1回0/3で7失点KO。だが、5回に主砲・岡本和の3戦連発となる37号ソロで1点差とすると、8回には丸の4安打&3打点目となる適時打で7―7の同点。9回には2死走者なしから吉川の四球を足場に一、三塁とすると、ドラフト4位ルーキー門脇に3安打目となる左前適時打で飛び出し、これが決勝点となった。

 巨人は1日のカード初戦でエース戸郷が今季最短の4回で5失点KOされ、3―9大敗。2日の第2戦では横川が初回3失点KOされ、4―12で迎えた8回には8番手として内野手の北村拓が登板してさらに1点を失い、今季ワースト2位の13失点大敗を喫した。この日も敗れれば自力でのCS進出が決まるところだったが、ひとまず阻止となった。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――追いついて引っくり返した。

 「道のりは長かったけどね。かなり劣勢からね。でも、自力であっても他力であってもきょう勝利を収められたというのは大きいですね」

 ――門脇がしっかり。

 「いやいや、日々成長していると思いますね。きょうはだって何本打った?3本。素晴らしい」

 ――2回先頭で出たのも大きい。

 「それも大きいですね。得点できる時に点をとれていたのが良かったですね」

 ――岡本和もいいところで。

 「いやいや、だから。ああいうね、ところでまた大きいですね」

 ――救援陣も良かった。

 「やりゃ~できるね。やりゃできるね」

 ――バルドナードが2イニング。

 「そうですね。きょうはあそこで彼が2イニングいってくれないと。やっぱりいろいろ想定、逆算というのもあるのでね。よく投げてくれましたね」

 ――萩尾の先発起用の理由は。

 「いや、最善策」

 ――岡本和は3戦連発。

 「いや、大きいですね。なかなかこういうゲームはなるようで、まぁしかし、よく先発ピッチャーを、2番手。彼(松井)もよく2点で抑えたね。井上も良薬としてほしいですね。まだ若いしね。大きく育ってほしいと思いますね」

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