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巨人・丸　逆転劇呼ぶ4安打3打点　逆転CSへ「まだもうワンチャンス、ツーチャンスある」

2023年09月03日 22:37

野球

巨人・丸　逆転劇呼ぶ4安打3打点　逆転CSへ「まだもうワンチャンス、ツーチャンスある」
＜D・巨＞2回、ソロの丸はナインに出迎えられる　（撮影・西川祐介） Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―7DeNA （ 2023年9月3日    横浜 ）】 巨人・丸佳浩外野手（34）が3日、「2番・右翼」で出場し15号ソロを含む4安打3打点と大暴れ。8回2死二塁では同点の右前適時打を放つなど、打線をけん引した。乱打戦を制し、3位・DeNAとは再び3ゲーム差。負ければ自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦をものにし、望みをつないだ。
　経験豊富な34歳が、正念場で存在感を発揮した。6―7の8回2死二塁。エスコバーの156キロを振り切った。同点の右前適時打に「状況的にも、そこで打つ打たないで、だいぶ展開が違ってくる場面だった。しっかりとランナーを還せて良かった」。力負けせず、試合を振り出しに戻した。

　初回に2点を先制し、3―1となった2回には15号右越えソロ。一時は主導権を握った。それでも直後の2回に6失点するなど、逆転を許した。2戦合計22失点で迎えた3戦目。2回から継投に入る苦しい展開の中で「この3連戦に関しては、投手陣が凄い苦しそうだった。なんとか野手で、カバーしていかなきゃいけない試合だった」。4回2死二塁でも、右前適時打。「しっかりと役割を全うできた。何とか投手陣を助けることができた」と振り返った。

　逆転CSへ踏みとどまった。「まだもうワンチャンス、ツーチャンスあると思っている。また明後日から、切り替えてやれたら」。このチームには頼れるベテランがいる。

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