巨人・原監督「いろいろ想定、逆算というのもあるのでね」2回投げたバルドナードに感謝 前夜は野手登板

2023年09月03日 21:48

野球

巨人・原監督「いろいろ想定、逆算というのもあるのでね」2回投げたバルドナードに感謝 前夜は野手登板
<D・巨>2回途中で井上を降板させた原監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―7DeNA ( 2023年9月3日    横浜 )】 巨人の原辰徳監督(65)がバルドナードら無失点リレーで逆転勝利につなげたリリーフ陣に賛辞を送った。
 37日ぶりの1軍登板となった先発左腕・井上が2回までに4点の援護をもらいながら知野に代打逆転満塁本塁打を浴びるなど1回0/3で7失点KO。

 だが、2番手右腕・松井が2回、3番手右腕・ビーディが1回、4番手右腕・船迫が1回、5番手左腕・今村が1回とそれぞれ無失点でつなぎ、6―7と1点ビハインドで終盤の7回に入った。

 ここで6番手としてマウンドに上がった左腕・バルドナードは8回までの2イニングで21球を投げ、1安打無失点の力投。打線は8回に丸の適時打で7―7の同点とすると、9回には門脇の適時打で勝ち越しに成功し、最後は抑え役の7番手左腕・中川が3者凡退で締めくくった。

 巨人は1日のカード初戦でエース戸郷が今季最短の4回で5失点KOされ、3―9大敗。2日の第2戦では横川が初回3失点KOされ、4―12で迎えた8回には8番手として内野手の北村拓が登板してさらに1点を失い、今季ワースト2位の13失点大敗を喫した。リリーフ陣も1日に鈴木康が2/3回4失点、2日には三上が1/3回5失点と投壊状態で、それぞれが翌日に出場選手登録抹消となっていた。

 前夜は勝ちパターンのバルドナードと中川をベンチに温存して北村拓の野手登板でしのいだが、この日のベンチ入り投手は先発の井上も含めて9投手。もしも延長12回まで突入するようなことがあれば厳しい継投も想定されたが、この日は前夜に投げている高梨と菊地を最後まで使わず、勝ち切った。

 それだけに「やりゃ~できるね。やりゃできるね」とリリーフ陣の頑張りにご機嫌な原監督。バルドナードが2回を投げたことには「きょうはあそこで彼が2イニングいってくれないと。やっぱりいろいろ想定、逆算というのもあるのでね。よく投げてくれましたね」と胸をなで下ろしていた。

おすすめテーマ

2023年09月03日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム