今オフの大谷翔平らへのクオリファイングオファー 金額は史上最高の約30億4000万円

2023年09月21日 07:50

野球

今オフの大谷翔平らへのクオリファイングオファー 金額は史上最高の約30億4000万円
エンゼルスの大谷翔平(AP) Photo By AP
 ニューヨークポストのジョエル・シャーマン記者が20日(日本時間21日)、このオフのクオリファイングオファーの金額が約2050万ドル(約30億4000万円)になると報じている。
 23年の上位125選手のサラリーの平均が2050万ドルに近いからだ。正式な額は公式戦終了後10日以内に、MLB機構と選手組合の話し合いで決まる。

 クオリファイングオファーは12年に始まったシステムだが、オファーされる1年契約の金額は年々上昇。1年前は1965万ドルだったが、初めて2000万ドルの大台を突破する。

 昨オフは14選手にクオリファイングオファーが出され、ジャイアンツのジョク・ピダーソンとレンジャーズのマーティン・ぺレスが受け入れチームに残留した。

 これまで通算124人にクオリファイングオファーが出され、13人が1年契約を受け入れている。ルールができた最初の頃は、受け入れる選手が少なかったが、近年は1人、もしくは2人が普通に受け入れるようになった。

 最後に全員が拒否したのは17年のシーズン後だった。このオフ、クオリファイングオファーが確実なのはエンゼルスの大谷翔平、パドレスのブレイク・スネル、カブスのコディ・ベリンジャー、フィリーズのアーロン・ノラら。おそらく出されるのはツインズのソニー・グレイ、ブルージェイズのマット・チャップマン、パドレスのジョシュ・ヘイダーら。

 球団はワールドシリーズが終わってから5日以内に、選手にクオリファイングオファーを出すかどうかを決定する。出された選手は、他の球団と話し、自分に対してどれくらい興味を持ってくれているかを市場調査、その情報を基に1週間以内に1年契約を受け入れるかどうかを決定できる。

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