巨人が甲子園で56日ぶり白星!DeNAと3差に 大城卓が巨人捕手56年ぶりの代打満塁弾

2023年09月21日 20:55

野球

巨人が甲子園で56日ぶり白星!DeNAと3差に 大城卓が巨人捕手56年ぶりの代打満塁弾
6回2死、大城卓は右越えに満塁本塁打を放つ(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3阪神 ( 2023年9月21日    甲子園 )】 巨人は阪神との今季最終戦に勝って貯金1。この日試合がなかった3位・DeNAとのゲーム差を3に縮めた。甲子園での阪神戦勝利は7月27日以来56日ぶりで、連敗を4で止めている。
 0―0のまま迎えた6回、門脇、岡本和の安打で2死一、二塁のチャンスを築き、丸の左前適時打でまずは1点先制。秋広が四球を選んで2死満塁とすると、岸田の代打に出た大城卓が相手先発右腕・青柳の初球カットボールを捉えて右翼ポール際へ叩き込んだ。

 大城卓は5月20日の中日戦(東京D)で相手先発左腕・小笠原からプロ6年目で初となる満塁アーチを放っており、これが今季2本目。代打での満塁弾は自身初となった。

 なお、巨人捕手が同一シーズンに2本の満塁弾を放つのは2019年の炭谷銀仁朗(現楽天)以来4年ぶり。巨人捕手の代打満塁弾は1967年の槌田誠以来56年ぶりとなった。

 投げては先発右腕・赤星が阪神打線を相手にプロ最長の8回を投げ、6安打無失点と好投。プロ初完投初完封こそ逃したものの、106球を投じて無四球7奪三振という内容で今季4勝目(5敗)を挙げている。

 赤星は前回登板した9月14日の阪神戦(甲子園)でも5回まで無失点と好投しながら打線の援護なく、0―0のまま迎えた6回に3失点して目の前で18年ぶりの優勝を決められていたが、リベンジの好投となった。

 ただ、5―0で迎えた9回に2番手として登板した守護神・大勢が先頭の代打・ミエセスにソロアーチを浴び、大山に二塁打されたあとで佐藤輝に2ランを浴びるなど1死も取れずに0/3回、8球で3失点KO。快勝ムードから一転、薄氷を踏む思いの1勝となった。

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