巨人・原監督 代打・大城卓は「慎之助が“いきましょう”と」 赤星降板は「まだ先は長ぇぞと」

2023年09月21日 21:45

野球

巨人・原監督 代打・大城卓は「慎之助が“いきましょう”と」 赤星降板は「まだ先は長ぇぞと」
6回2死、大城卓は右越えに満塁本塁打を放つ(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3阪神 ( 2023年9月21日    甲子園 )】 巨人は阪神との今季最終戦に勝って貯金1。この日試合がなかった3位・DeNAとのゲーム差を3に縮めた。甲子園での阪神戦勝利は7月27日以来56日ぶりで、連敗を4で止めている。
 0―0のまま迎えた6回に丸の左前適時打で1点先制し、岸田の代打・大城卓が相手先発右腕・青柳の初球カットボールを捉えて右翼ポール際へ満塁アーチ。

 投げては先発右腕・赤星が阪神打線を相手にプロ最長の8回を投げ、6安打無失点と好投。5―0で迎えた9回に2番手として登板した守護神・大勢が打者3人と対戦して本塁打、二塁打、本塁打と1死も取れずに8球でKOされたが、最後は中川で逃げ切った。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――丸の粘り腰から。

 「そうですね。丸、感じ良く青柳投手には打ってくれて、いいところで出ましたね」

 ――代打・大城卓は勝負手。

 「非常に難しい選択ではあったんですけど、ヘッドコーチ、(阿部)慎之助が“いきましょう”と推してくれたんでね、非常に良かったですね。1―0で難しい選択ではありましたけど、見事にいいホームランを打ってくれましたね」

 ――赤星が素晴らしい仕事。

 「このところ安定感ありますよね。確かに完封したかったでしょうけどね、しかし次にいこうと、まだ先は長ぇぞというところと、やっぱり大勢を何とかいい形で血液のなかにね、熱いものが、やっぱり実戦じゃないとなかなかね、よみうりランドじゃ難しいところがあってね、そういう意味では結果はね、決してほめられた結果ではないけど、なんとなくいい血液が彼のなかに入ってくれたらなと、やっぱりうちのチームには非常に必要な選手ですから」

 ――大勢は球速は出ているが、どのように映っている。

 「何ともその、まあだからそういうことですよ、状態がどうのこうのは評論家に聞いてください」

 ――やっぱりブランクがあるなかで試合で使って慣らして。

 「いやだからいろんなものをこう、なんというか呼び戻すというかね、そこだと思いますよ」

 ――今季阪神戦は借金12。

 「数字としては非常にやっぱり忘れてはいけない数字になりましたね。まあしかし未来永劫ジャイアンツ阪神戦というのはあるわけですから、そこはもうしっかり肝に銘じてね、しっかりとつなげていくことは大事なことだと思いますね」

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