巨人・秋広 “神様”背番号55で侍ジャパンへ「番号に恥じないように頑張りたい」

2023年11月06日 05:30

野球

巨人・秋広 “神様”背番号55で侍ジャパンへ「番号に恥じないように頑張りたい」
キャッチボールする秋広(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 日の丸でも「55」を背負って進撃する。侍ジャパン初選出の巨人・秋広が、宮崎合宿合流のため宮崎市で行われているチームの秋季キャンプを打ち上げ。「(代表の)ユニホームを着られることが一番うれしい。楽しみ」と目を輝かせた。
 「偉大な先輩方がつけてきた番号なので、番号に恥じないように頑張りたい」

 偉大なOB・松井秀喜の代名詞である背番号「55」を継承する21歳は、代表でも「55」をつける。過去には広島・秋山、3月のWBCではヤクルト・村上ら、そうそうたるメンバーが背負った番号。チームだけでなく、日本を代表する打者への成長が期待される左打者は、決意の言葉に力を込めた。

 濃密な“事前合宿”を過ごした。チームは1日から秋季キャンプを開始。わずか4日間ではあるが、入団時の2軍監督でもある阿部新監督から熱血指導を受けた。体重が一日に3キロ減るほどの猛練習に「筋肉痛も凄いあって、技術的にも、多く振れたり、守備もできたので短い期間でしたけど、充実したキャンプができた」。指揮官も「良い選手から何か盗んで帰ってきてもらいたい。いろいろな人の話を聞くチャンス」と成長を期待して送り出した。

 若手中心だが、各球団を代表する選手が集まる侍ジャパン。それでも「緊張は特にない」と気負いはない。シーズン途中には3番も任された未来の中軸候補。貴重な経験を生かし、進化を加速させる。(小野寺 大)

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