阪神・ミエセスが大阪を出発 来日1年目でムードメーカー&日本一「目標にしていたところにたどり着けた」

2023年11月06日 14:08

野球

阪神・ミエセスが大阪を出発 来日1年目でムードメーカー&日本一「目標にしていたところにたどり着けた」
帰国する阪神・ミエセス(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が6日、米国へ向けて大阪を離れた。
 出発した大阪空港で報道陣に対応。「みんなが目標にしていたところに、たどり着けた。みんながスゴく頑張った結果だと思う。ファンの方にも声援をもらった。感謝している1年だ。家族のような一員になれた」と心境を明かした。

 来日1年目の今季は60試合で打率・222、5本塁打、16打点。成績以上にムードメーカー的存在となり、18年ぶりリーグ優勝を決めた9月14日の祝勝会では岡田監督から「ミエちゃん、主役ちゃうよ、今日は。成績に見合った暴れ方をしてください」と突っ込まれて話題も呼んだ。

 「今年は勝ったが、勝とうが負けようが、自分が主役だった。みんなで勝ったんで、自分も主役になれたかなと思う」

 仲間に溶けこもうとする明るいキャラクター、日本の細かい野球に必死に対応する心構えなどを見込まれ、岡田監督は来年以降の伸びしろが高いと判断。8月中に来季の残留方針が固まった。

 「文化は凄く覚えた。上の人に対する尊敬の心など、ドミニカにはない文化だった。スゴく楽しく学ぶことができた。代打が多かったので、糸原選手や原口選手とはベンチでよく会話をして準備の仕方を学んだ。感謝しかない」

 濃密な1年を振り返り、来季にも意欲を示した。

 「もちろん、戻って来られたら…だけど、同じようにしっかり準備することの方が大事だと思う。今年もシーズン始まる前の沖縄での1日目から、みんなの準備を見て、自分もやらないといけないと思った。しっかり準備をして、また帰って来られたら…と思う」

 2年目の進化を遂げそうな来季はグラウンド上でも“主役”になって“成績に見合った”大暴れが期待できそうだ。

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