阪神・岡田監督 シリーズ途中に佐藤輝とノイジーの打順入れ替えは「良いもんを5番にしたんじゃない」

2023年11月06日 16:17

野球

阪神・岡田監督 シリーズ途中に佐藤輝とノイジーの打順入れ替えは「良いもんを5番にしたんじゃない」
38年ぶりの優勝トロフィーを掲げる岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神の岡田彰布監督(65)が5日放送のサンテレビの阪神日本一特番「阪神タイガース 2023 日本一記念 特別番組『チャンピお~んSP』」(後11・30)に出演。日本シリーズを振り返った。
 阪神OBの浜中治氏から第1戦の5回、佐藤輝が無死一塁の一走として相手先発・山本由伸の初球から二盗した場面を尋ねられ、岡田監督は「あれはサインよ。盗塁のサイン」ときっぱり。「良いとき走れやったから。佐藤は初球から行くんよ。シーズン中もね」とディスボール(次の球で走れ)ではなかったとした。

 盗塁のサインを出した理由として「何でか言ったら初回に中野が(二盗で)アウトなってるから。中野がアウトなったら近本以外は相手は行かないって思う」と明かした。

 また、5回、佐藤輝の二盗で無死二塁になった際、「ノイジーに今年初めて進塁打のサイン出したよ」とも明かし「初めてよ。ノイジーにサイン出すの。インコースの球をちょっと押っつけながらライトに打ったからね。できるんやって思った」とサイン通り右飛で二塁走者の佐藤輝を三塁まで進めたノイジーに感心していた。

 さらに、4戦目からはノイジー5番に上げ、佐藤輝を6番に下げた理由は「5番、6番が打ったら絶対勝てると思ってたから」と言及。「ノイジーは状態良くないけど、佐藤が悪いからね。良いもんを5番にしたんじゃない。悪いもんを6番にした」と笑った。

 結果的にノイジーは運命の第7戦で4回に相手先発・宮城から先制3ランを放つなど、岡田監督の読みが見事にはまった。

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