オリ・若月が1億2000万円で更改「来年が本当の勝負」 FA権行使せず残留で複数年契約

2023年12月10日 17:56

野球

オリ・若月が1億2000万円で更改「来年が本当の勝負」 FA権行使せず残留で複数年契約
大台を大幅に超える契約に思わず笑顔がこぼれるオリックス・若月(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 今季取得した国内FA権を行使せずに残留したオリックスの若月健矢捕手(28)が10日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、7200万円増となる年俸1億2000万円(推定)で複数年契約を結んだ。
 「大台は超えました。納得したというか、いい契約をしてもらえたのかなと思う」

 今季は96試合に出場し、FAで加入した森の56試合をしのぐ、チーム最多の83試合で先発マスクを被った。打撃も規定打席に未達ながら打率・255、自己最多6本塁と成長を見せた。ゴールデン・グラブ賞を初受賞し、山本とのコンビで3年連続の最優秀バッテリー賞にも輝いた。

 「初めての賞を獲れたのは正直、うれしかったし、最後、日本シリーズで負けてしまったところは悔いが残った」

 来季へ向けては「(レギュラーを)勝ち取ったとは思っていない。今年は(森)友哉が1年目ということもある。来年が本当の勝負になると思う」と気を引き締め、「究極を言えば、スタメンで出た試合に勝てば使ってもらえる。そこを目指していきたい」とスタメンマスク全勝を来季の目標に掲げた。

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