花巻東・佐々木麟太郎が年内最後の報道対応 高校通算140本塁打の中で印象に残る一発とは

2023年12月22日 20:44

野球

花巻東・佐々木麟太郎が年内最後の報道対応 高校通算140本塁打の中で印象に残る一発とは
米国留学への思いなどを語った花巻東・佐々木麟(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 歴代最多高校通算140本塁打を誇り、米国の大学進学を表明している花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)が22日、同校で年内最後の取材対応を行った。
 歴代最多と言われる140本のアーチの内、特に印象に残っている2本の本塁打を挙げた。

 質問を受け「うーん」と10秒ほど考えた後に、「ホームランは野球の花形だと思っている。記憶に残るホームランは頭の中にもたくさん残っているがあれはシュチュエーション的にも完璧でうれしかったですね」。こう振り返ったのが1年時に出場した明治神宮大会の準決勝・広陵(広島)戦で放った3ランだ。3点を追う8回2死一、二塁で飛び出した一本は最大7点差を追い付いた特大アーチで、試合には負けたが今でも鮮明に覚えているようだ。

 次に「愛知のは自分としてはインパクトの感触とかも良かったですね」と語り出したのが、今年6月に行った愛知遠征。2日間、計4試合で3場外弾を含む4本塁打を放って高校野球界に衝撃を与え「あれはどれも完璧でしたね」と胸を張った。

 米国に渡っても勝負するのは長打力。9月に渡米した際は体付きが佐々木麟より大きい選手ばかりで「驚いた」と口にしたが、「そこ(長打力)が評価されて声をかけてもらったと思っている。スタイルは変えずバッティングはもっと突き詰めていきたい」と夢を膨らませた。(村井 樹)

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