大谷翔平の母校で寄贈グラブ初お披露目 校長は使い方「まだ決まってない」も全生徒に「触ってもらう」

2023年12月22日 11:27

野球

大谷翔平の母校で寄贈グラブ初お披露目 校長は使い方「まだ決まってない」も全生徒に「触ってもらう」
大谷翔平の母校・姉体小学校で行われたグラブのお披露目会(撮影・高原 俊太) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)の母校である岩手県奥州市立姉体小学校で22日、同投手から贈られたグラブのお披露目が行われた。
 同小学校では2学期の終業式後、松本圭校長が児童にグラブを紹介。児童たちは目を輝かせながら先輩からの贈り物に見入った。

 その後、在校生代表による「使い初め」も行われ、感激した様子でキャッチボールを行い、新品のグラブの感触に「大谷選手のパワーを感じました」と興奮していた。

 そして、最後は「大谷選手、ありがとう!」と児童全員で感謝の言葉を叫び「頑張れー!」とエールを送った。

 松本校長は「大きな大きなクリスマスプレゼント。6年生にとっては3月の卒業までに届くかな?どうかな?っていうところで、不安というか心配もしてたんですけど、早くいただいたので、本当に嬉しかったですし、大谷選手の活躍が子どもたちに元気と希望を与えてくれている」と感謝した。

 そして「大谷選手の頑張りにこれからも期待したいなと思いますし、本当に子ども達が大喜びしているのを私も目の当たりにして、こんなに嬉しかったんだなと私も改めてうれしさを感じているところです」としみじみと語った。

 寄贈されたグラブの使い方は話題となっているが、松本校長は「正直、まだ決まってないというのが本当のところで、この3つをどのように使おうかなと。まずは各学年の子どもたちに触ってもらって、グラブをはめてもらってというところで、3人しか使えないので、それも順番、順番でやっていきたいなと思ってるところでした」とまずは全児童にグラブに触れて感触を確かめてもらうとした。

 そして「クラブとか授業ってなるとちょっと難しい部分もあるので、職員、子どもと使い方をどうしようか考えていきたいです」と後々、使い方を教師、児童と一緒に考えていくとした。

 大谷は11月に全国の国公私立、特別支援学校2万校にニューバランス社製のジュニア用グラブ3個ずつ、計約6万個を寄贈することを発表。小学生の野球競技人口が低迷する中で「野球しようぜ!」とメッセージも発信し、「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」と談話も発表した。

 グラブの配送は、スポーツ庁から全国の各自治体教育委員会に配送希望のアンケートが送られ、各教育委員会が受け取った後、各学校に渡される。

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