オリックスに71億円!山本由伸ポスティング移籍の譲渡金 吉田正尚と合わせると90億円超

2023年12月22日 14:07

野球

オリックスに71億円!山本由伸ポスティング移籍の譲渡金 吉田正尚と合わせると90億円超
山本由伸 Photo By スポニチ
 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸投手(25)が12年総額3億2500万ドル(約462億円)でドジャースと契約合意したと米メディアが報じた。これによって旧所属球団のオリックスにも71億円を超える莫大な譲渡金が入ることとなった。
 譲渡金は2018年から、選手が契約によって保証される額により、変動していく現行制度となった。契約額が2500万ドル以下の場合は金額の20%、契約金が2500万ドルを超え、5000万ドルまでの場合は最初の2500万ドルに20%、そこに残りの金額の17・5%を加えた額が譲渡金となる。

 契約金が5000万ドルを超えた場合、上記の額に加え、5000万ドルを超えた額の15%が加わる。山本の契約金3億2500万ドルで計算した場合、譲渡金は以下の通りとなる。

 ①2500万ドル×0・2(20%)=500万ドル
 ②2500万ドル×0・175(17・5%)=437万5000万ドル
 ③2億7500万ドル×0・15(15%)=4125万ドル

 ①+②+③=5062万5000ドル。1ドル142円で計算した場合、71億8875万円。山本は入団から年俸、契約金で約13億5000万円を球団から得ており、5倍超の金額を古巣にもたらした計算となる。

 オリックスは22年にも吉田正尚の譲渡金としてレッドソックスから1537万5000ドル(約21億円)を得ている。オリックスの2023年のチーム総年俸は19億7400万円。2人の譲渡金で4年以上の総年俸を賄える形となる。

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