ソフトB・甲斐 複数年契約辞退 来季FA取得にらむ?「一年一年が勝負というのは変わらない」

2023年12月22日 06:00

野球

ソフトB・甲斐 複数年契約辞退 来季FA取得にらむ?「一年一年が勝負というのは変わらない」
契約更改を終え会見するソフトバンク・甲斐(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(31)が21日、契約更改交渉に臨み現状維持の年俸2億1000万円で更改した。順調なら来季中に国内フリーエージェント(FA)の資格条件を満たす見込み。球団から複数年契約を提示されるも辞退し、単年契約を選んだ。
 甲斐はFAの権利について「取ってからが本当のプロ野球選手と感じる」と話し、あえて単年契約を選択した理由を「一年一年が勝負というのは変わらないので。もちろん(複数年を)考えはしたけど」と説明した。

 今年は3月のWBCで日本代表の優勝に貢献した。レギュラーシーズンでは139試合に出場し、打率.202、10本塁打、44打点だった。打撃面で結果を出せず「当然、納得いくものでない」と振り返った。それでも三笠杉彦GMは「日本を代表するキャッチャーの一人」と評価し、25年以降の契約については「今後も継続的に話をしていきたいと思っている」と話した。

 来季は各球団の正捕手クラスが順調ならFA権を取得する。巧みなリードで阪神の日本一に貢献した坂本、打撃に定評がある巨人の大城卓、中日の木下が該当。代名詞「甲斐キャノン」の強肩キャッチャーの決断にも注目が集まる。

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