大谷翔平が寄贈のグラブ 母校・奥州市立姉体小学校でお披露目「ありがとう!頑張れ!」先輩に感謝とエール

2023年12月22日 10:50

野球

大谷翔平が寄贈のグラブ 母校・奥州市立姉体小学校でお披露目「ありがとう!頑張れ!」先輩に感謝とエール
大谷寄贈のグラブをはめキャッチボールを楽しむ高橋歩夢くん(右)と佐々木心優さん Photo By スポニチ
 “大谷サンタ”からのクリスマスプレゼントが母校にも届いた。ドジャースの大谷翔平投手(29)の母校である岩手県奥州市立姉体小学校で22日、同投手から贈られたグラブのお披露目が行われた。
 同小学校では2学期の終業式の終了後、松本圭校長が児童にグラブを紹介。児童たちは目を輝かせながら先輩からの贈り物に見入った。

 「使い初め」として児童代表がキャッチボールも行い「最初、使った時は硬くて(ボールが)取れなかったけど、どんどん使ってると柔らかくなってきて、どんどん取れるようになった」と嬉しそうに語った。

 そして、最後は児童全員で先輩に「大谷選手ありがとう!」と感謝の言葉を口にし「頑張れー!」と新天地での活躍を願った。

 大谷は11月に全国の国公私立、特別支援学校2万校にニューバランス社製のジュニア用グラブ3個ずつ、計約6万個を寄贈することを発表。小学生の野球競技人口が低迷する中で「野球しようぜ!」とメッセージも発信し、「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」と談話も発表した。

 グラブの配送は、スポーツ庁から全国の各自治体教育委員会に配送希望のアンケートが送られ、各教育委員会が受け取った後、各学校に渡される。

 また、この日は大谷の思いに賛同した奥州市内の3つの社会人野球クラブチームから市内の全小学校に贈られた野球ボールも併せて紹介された。

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