ダル 今キャンプ初のライブBP登板に「朝から緊張気味だった」そのワケとは…

2024年02月17日 07:17

野球

ダル 今キャンプ初のライブBP登板に「朝から緊張気味だった」そのワケとは…
初ライブBP登板後、囲み取材に応じるダルビッシュ(撮影・笹田幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 パドレスのダルビッシュ有投手(37)は16日(日本時間17日)、今キャンプ初めて打者相手に投げるライブBPに登板し、打者6人に対し無安打、1三振、1四球の内容だった。
 最速はダルビッシュによれば「95マイル(約153キロ)ちょっと」。31球を投げストライクは13球とやや荒れ気味で、ストライク率は42パーセント。制球に苦しんだ投球を「朝から緊張気味だった」と振り返り、「ライブBPはあまり得意ではない。特に右バッターに対して。それがいきなり右、右だったので、ひっかけ始めたのでそれどころではなかった」と説明した。

 レンジャーズ、カブス時代から味方の右打者に投げるライブBPでは打者に当ててはいけないという意識が働いてしまうという。言葉通り、先頭の右打者には直球が連続ボール。それでも3球目に直球でファールを奪い、4球目も直球で投ゴロと立て直した。2人目の右打者はカウント2-2から外角直球で見逃し三振。1本の安打も許さないあたりはメジャー通算103勝、37歳のベテランらしさ。「(この時期は)元気であることが一番だと思う。痛いところなく毎日投げられるように頑張っていきたい」と淡々と話した。
 ダルビッシュとの主な一問一答は以下の通り。

 ――出力(球速)をあげるイメージに見えた。
 「上げようと思ったんですけど、それどころでなかったので、感覚がうまく…、最初の2球であれ?って思ってしまって、そこからちょっと合わなくなちゃったので、そこを修正することばかり考えていました」

 ――緊張の理由は?
 「ユニフォームを着て打者相手に投げるというのは去年の8月以来なので、プラス右バッターに投げるというのは本当に苦手なので、味方なので、緊張しているところがありました」

 ――苦手というのは当ててはいけない意識か。
 「そうですね。レンジャーズの時もカブスの時もコントロール悪い時があったので、試合になればもう大丈夫なんですけど、練習だとまだちょっと入りきれない部分があるので」

 ――次へ向けて。
 「次はもうちょっとルーティンとかも、前日のルーティンとかも先発時の時に近い状態にしてもうちょっと体も心も準備したいと思います」

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