ヤクルト・村上 ランチ特打で10日ぶり豪快アーチ!左臀部張りから復活アピール「外で打てたのが一番」

2024年02月17日 05:30

野球

ヤクルト・村上 ランチ特打で10日ぶり豪快アーチ!左臀部張りから復活アピール「外で打てたのが一番」
ランチ特打で快音を響かせる村上(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 沖縄の空に、10日ぶりに豪快なアーチをかけた。左臀部(でんぶ)の張りで別メニュー調整が続いていたヤクルト・村上が屋外フリー打撃を再開。計59スイングで8本の柵越えを放ち「(調子は)今日の今日でどうとかないけど、外で打てたのが一番」と笑顔で振り返った。
 アップから全体練習に入り、三塁でシートノックにも入って臨んだランチ特打。「バッティング練習自体はそんなによくなかった」と言うが、村上らしい豪快な打球が随所にあった。8本の柵越えのうち2本は中堅後方にそびえるスコアボードを直撃。39スイング目がボードの右下、49スイング目はボードの左上に当たる推定140メートルの特大弾だ。屋外で打つのは6日以来だったが、村上は村上だった。

 7日のシートノック後に故障して本隊メニューから外れ、別メニュー調整中の14日に発表された3月6、7日の欧州代表戦(京セラドーム)の侍ジャパンのメンバーに名を連ねた。高津監督からは「(参加するかどうか)自分で決めなさい」と言われ、出場を決断。そこには侍ジャパンの主砲の自覚もある。

 「井端監督になって一緒にプレーしてないし、11月のプレミア(12)にもスムーズに入れるような形は取り入れたい。その意味でも一緒に試合ができれば」。昨年3月のWBCで大谷(現ドジャース)らとプレーし、その存在がチームに与える影響を実感。今度は自身が同じような存在となる。

 「まずはしっかり全体練習に入れたんでよかった」と村上。今後はキャンプ終盤のオープン戦など実戦出場を見据え、調整を続ける。(秋村 誠人)

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