「彼らは一緒にプレーすることで力が出せる」山本由伸の代理人が語る大谷との関係性「WBCが大きかった」

2024年02月17日 09:04

野球

「彼らは一緒にプレーすることで力が出せる」山本由伸の代理人が語る大谷との関係性「WBCが大きかった」
山本由伸の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏 Photo By スポニチ
 ドジャース・山本由伸投手(25)の代理人を務めるワッサーマン事務所のジョエル・ウルフ氏が16日(日本時間17日)、キャンプ地のアリゾナ州グレンデールで本紙取材に応じ大谷翔平投手(29)の存在がメジャー1年目の右腕にとって、心強いと語った。
 ウルフ氏は「オリックスでの山本は常に最大級の注目を浴びるスターだった。それが今ではメジャーでも最高級のスター軍団に入り、注目度が分散し、より快適に過ごせている」と注目が一極集中にならないことが、右腕にとって良いのではとした。

 そして「NPBとMLBでは多くのことが違い、プレーのスタイルが違う。メジャーではみんなが本塁打を打とうとし、それだけのパワーがある。同じリーグで同じチーム、同じ打者としばらく対戦していた山本にとってはすべてが新しく、だからメジャーで活躍するために様々なアジャストメントが必要だ」と指摘。

 それでも「ただ、山本は今の環境を気に入っており、サポーティングシステムにも恵まれている。何より、彼にとってはWBCでアメリカを経験し、その1年後にメジャー入りというタイミングの良さも大きかった。最高のタイミングでのメジャー入りだと思う」と昨春のWBCでアメリカを経験したことが生きるとした。

 また、チームメートとなった大谷との関係性に「大谷と山本は非常に快適にチームメイトとして時間を過ごしている。彼らは一緒にプレーすることで力が出せるように思う。その点に関しても、WBCでチームメイトになったことが本当に大きかった」とウルフ氏。「様々な人間関係があるが、野球選手にとってチームメイトとして過ごす経験は特別なもの。同じクラブハウスで時間を過ごすことで絆は深まり、その結果として今でもうまくやれているのだろう」と語った。

おすすめテーマ

2024年02月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム