日本ハム・山崎 「意外とドキドキ」ライブBP初登板 新天地での実戦デビューは24日OP戦の見込み

2024年02月17日 06:00

野球

日本ハム・山崎 「意外とドキドキ」ライブBP初登板 新天地での実戦デビューは24日OP戦の見込み
ライブBPで力投する山崎(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 オリックスから日本ハムにFA移籍した山崎福也投手(31)が16日、沖縄・名護で今キャンプで初めてとなる打者と対戦形式で行うライブBPに登板した。カーブやスライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を交えて打者10人に対して40球を投じ、安打性の当たりは3本に抑えた。4月2日の楽天との本拠地開幕戦で先発予定の左腕が状態を上げてきた。
 背番号18のホームユニホームを身にまとい、名護のマウンドに上がった。日本ハム移籍後では初の打者との対戦。10年目を迎える左腕でさえも、心臓の鼓動が聞こえるほど緊張した。

 「マウンドに上がるぐらいで結構、緊張が出てきて意外とドキドキした。全球種を投げられたので、本当に良かったです」

 左打者の新外国人・スティーブンソン(前ツインズ)と五十幡、右打者の水谷の3人と対戦。1回り目のスティーブンソンと水谷、2回り目の五十幡に安打性の当たりを許したが、その後はチェンジアップなどで水谷から空振りを奪うシーンもあった。より力を球に伝えられるように下半身を使うことをテーマに掲げ「下半身は凄くいい感じで使えていたのでその辺は本当に良かった」とうなずいた。

 オリックス時代には対戦経験もある捕手を務めた清水は「僕が嫌だなと思うのは、カットボールとか。イメージないですし去年覚えたって言っていて。そういうところは右打者は結構、嫌だなって」とイメージを膨らませる。4月2日の楽天戦は伏見とのバッテリーになる見込みだが「福也さんの“これもいいんだよ”というパターンを変えていければ」と意欲を見せた。

 今後はブルペンに入りながら、24日のDeNAとのオープン戦(名護)で実戦初登板する見通しだ。シーズン中に見込まれる古巣・オリックスとの対戦についても「完封したいですよね。向こうも僕のことを知ってるし、裏をかくような投球をしたい」。北海道での1年目に向けて調整のギアを上げていく。(田中 健人)

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