大谷翔平がさらに成長する要素は“相乗効果” 栗山CBO「少し広くものを見られる。お互いに凄くいい」

2024年03月14日 04:40

野球

大谷翔平がさらに成長する要素は“相乗効果” 栗山CBO「少し広くものを見られる。お互いに凄くいい」
ドジャースキャンプを訪れた栗山CBO Photo By スポニチ
 大リーグ球団視察のため渡米中の侍ジャパン前監督の日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=62)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールのドジャースキャンプ地を訪問し、大谷翔平投手(29)と固い握手を交わした。
 栗山氏は、晴れやかな大谷の表情に充実感を見て取り、今季の活躍を確信した。「やっぱり野球をやるうえで、心配事があったりとか、うまくいってないことがあるということが一番、彼の雰囲気とか表情に出てくると僕は思っていた」。結婚を発表したことも「もちろん家庭が安定するというのは大事だと思いますけど」とプラス材料としたうえで、「野球に対するいい感じでやれているんだなというふうに僕は思います」とうなずいた。

 大谷にとってのプラス材料はまだある。山本由伸の存在だ。「パドレス行ったときに2人(ダルビッシュ、松井)と話していても、やっぱり初めてのところに、いろんなことを知っている人がいるというのは、すごくいい」。教えられる側の受けるメリットは計り知れないが、教える側にもメリットがある。

 「由伸は先発なんで、会ってないんですけど、すごく心強いと思うし、逆にそういうふうに少し広くものを見られるというのはお互いに凄くいいんじゃないかな。想像ですけど」。山本はもとより、大谷にとっても、人に伝えることで自分や環境を客観的かつ冷静に見られる。栗山氏は愛弟子のさらなる成長を願う。

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