Honda 延長10回に主将・辻野が決勝打!東京に所属変更元年4強入り「新しい一年の始まり」

2024年03月14日 05:00

野球

Honda 延長10回に主将・辻野が決勝打!東京に所属変更元年4強入り「新しい一年の始まり」
<大阪ガス・Honda>タイブレーク延長10回、勝ち越し2点適時二塁打ったHonda・辻野(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第78回JABA東京スポニチ大会   Honda4-1大阪ガス ( 2024年3月13日    神宮 )】 予選リーグ6試合が行われ、決勝トーナメントに進出する4チームが決まった。Hondaは延長10回タイブレークの末、大阪ガスに4―1で勝利。主将の辻野雄大捕手(30)が決勝の2点二塁打を放ち、3連勝へ導いた。14日に準決勝と決勝が行われる。
 1―1の延長10回1死満塁。風にも乗った白球が右翼フェンスを直撃すると、主将の辻野は右腕を突き上げながら二塁に達した。投手戦に決着をつける決勝の2点二塁打は、Hondaを3連勝で決勝トーナメントへ導く一打にもなり「僕の仕事はチームを勝たせることなので準決勝へ連れていけて良かったですね」と胸を張った。

 今季から所属が埼玉から東京に変更され、辻野は「Hondaにとっては新しい一年の始まり」と表現する。今後、都市対抗予選などでも戦う神宮球場での今季初勝利にもなり「これからもここでヒリヒリする試合をするんだな、と思いながら戦った」と振り返った多幡雄一監督。辻野も「神宮でやると、東京での一年が始まったなという気持ちになりました」と感慨を込めた。

 決勝トーナメントには準決勝で対戦するセガサミー、さらにJR東日本と所属の東京から3チームが進んだ。「楽しみですね。打つHondaを見せて相手を打破していければ」と頂点を見据えた辻野。都市対抗、日本選手権で計4度の優勝を誇る名門が、新たなライバルたちの前で今季初の栄冠をつかみにいく。(村井 樹)

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