阪神・森下、“大谷流”でV撃アシスト マリン名物の強風味方に左中間二塁打「風にすごく乗ってくれた」

2024年03月14日 05:15

野球

阪神・森下、“大谷流”でV撃アシスト マリン名物の強風味方に左中間二塁打「風にすごく乗ってくれた」
<ロ・神>7回、先頭の森下は二塁打を放つ(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神6―1ロッテ ( 2024年3月13日    ZOZOマリン )】 阪神・森下が、“大谷流調整”の成果を出した。7回に先頭で左中間二塁打。球場表示で9メートルも吹いた強風に助けられて伸びた一打が、次打者ミエセスの決勝打につながった。
 「ちょっと差されて(差し込まれて)、上げすぎたかなと思ったけど、風にすごく乗ってくれた。角度がつけば、風が味方してくれる場合もある。角度は大切かなと感じた」

 前日と同様に、試合前練習でバットを寝かせて構えた。寝かせた状態からでも、立たせた状態からでも打てれば、シーズン中に、どちらかタイミングが取りやすい方を臨機応変に使い分けられる。大リーグ・ドジャースの大谷翔平をヒントに導入した取り組みがこの日、「角度がついた打球」という求める形になって表れた。

 8回はボテボテの内野安打。満足いく内容ではなくても、複数安打と4試合連続安打の結果は良薬になるはずだ。最後の5打席目はバットを立てて構え、三振に倒れた。開幕まで「しっかり試していきたい」と最適解を求めていく。(倉世古 洋平)

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