【由伸と一問一答】開幕前最後の先発「もっとボールを操ってコントロールしていければいい投球できる」

2024年03月14日 07:34

野球

【由伸と一問一答】開幕前最後の先発「もっとボールを操ってコントロールしていければいい投球できる」
マリナーズ戦での投球について語るドジャース・山本 Photo By スポニチ
 ドジャースの山本由伸投手(25)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールで行われたマリナーズとのオープン戦に先発登板。21日のパドレスとの開幕2戦目の先発が決まった右腕は、開幕前最後の登板で4回2/3を8安打4失点、1四球、7奪三振で降板した。最速は96マイル(約154キロ)だった。
 この試合、マリナーズ打線が放った8安打中7安打が追い込まれる前に捉えたもの。どの球種、どのカウントでも質の高いボールを投げる持つ山本の対策としてマリナーズ打線が攻略法を示した形となった。

 5回にはセットポジションに入ってからの間合いが長くなったため、ピッチクロック違反でボールを宣告された。その後も捕手バーンズとのサインがかみ合わずにピッチクロック違反前にバーンズがタイムを要求してマウンドに駆け寄る場面も見られた。

 山本の試合後の一問一答は以下の通り。

 ――試合を振り返って
 「球数もしっかり投げられたので試合での感覚もだいぶ出てきましたし、また来週に向けてやっていきます」

 ――4回は相手が直球を狙ってきた
 「ボールが甘いところにいったのを捉えられてしまった。来週はもっともっとボールを操ってコントロールしていければいいピッチングができると思います」

 ――セットポジションの課題は?
 「今日もたくさんセットポジションで投げられたので、そこはよかったです」

 ――セットポジションを変えたところを試してみて?
 「日に日に良くはなっていますし、今日も試合で投げられたのでいい感覚もたくさんありました」

 ――ピッチクロック違反は?
 「ちょうど投げようとしていたんですけど、長く持ちすぎました」

 ――日本と違ってベンチ前でキャッチボールできないが、それについてはどうしていこうと?
 「ベンチで野球ボールではないですけど、壁に投げている。今日のところは問題なかったです」

 ――打たれたヒットはゴロっぽいのが抜けている。打たれた気はしていないのか?ある程度カチンといかれてもいるが。
 「ちょっとコースが甘かったり、低く投げ切れていなかったりボールが少しずつ真ん中に入って、詰まってるけどヒットになっていた。次から公式戦なので投げきっていけたらあれがアウトになるかなと思います」

 ――狙っていたところに投げていればああなっていない?
 「そうですね。ちょっとずつ甘くなっている分、詰まっていてもヒットになっていると思う。もっといいピッチングをしていきたいですね」

 ――連打されたが、不安はないか?
 「4失点してしまったので投球としてはよくないですけど、感覚的にはいいところもありましたし、試合感覚はどんどん出てきているので、今日のことを振り返って来週につなげたいと思います」

 ――1巡目はしっかり抑えたが、2巡目は相手がコンパクトにきた。
 「いい打者が多いので、自分も練習していけたらと思います」

 ――交代の時に監督から声をかけられて笑顔が見えたが、どういった言葉を?
「来週の韓国での2戦目に向けてやるだけだ、みたいな感じで。多分そんな感じだったと思います(笑い)」

 ――韓国まで13時間フライトがあるが、機内ではどう過ごす?
 「しっかり睡眠を取って、リラックスして。楽しめたらというか、より疲労がたまらないように過ごせたらと思います」

 ――キャンプが終わっていよいよ開幕を迎える。キャンプを振り返って
 「時間は日本と意外と変わらないかもしれないですけど、濃い練習ができたのでそこは凄いよかった。オープン戦の成績はそこまで良くなかったですけど、オープン戦なので落ち着いてやっていけたらこの一カ月のキャンプがシーズンにいい方向に行くように引き続き頑張ります」

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