ドジャース 正捕手スミスが渡韓前最後の一戦を腰の張りで欠場 ロバーツ監督「用心のため」も開幕へ不安

2024年03月14日 09:20

野球

ドジャース 正捕手スミスが渡韓前最後の一戦を腰の張りで欠場 ロバーツ監督「用心のため」も開幕へ不安
ドジャース・スミス(AP) Photo By AP
 ドジャースのウィル・スミス捕手(28)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールで行われたマリナーズとのオープン戦を腰の張りのため欠場した。
 この試合は山本由伸投手が開幕前最後の先発登板。オースティン・バーンズ捕手が代役を務め、4回2/3を8安打4失点、1四球、7奪三振だった。5回にはサインがかみ合わずにピッチクロック違反前にバーンズがタイムを要求してマウンドに駆け寄る場面も見られた。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、スミスの状態について「用心のためだよ。数日前、ウエイトルームにいて、エクササイズをしているときに痛みがあった。フライトのことを考えている。ベースボールの(プレーの)面では彼はいい状態だと感じている。今日、捕手として出場するのは理に叶わなかった」と説明した。

 地元メディア「ドジャー・ブルー」は「深刻なケガではないが、ドジャースは韓国行きの長距離フライトを控えているため、問題になる可能性がある」と伝えた。この日のマリナーズ戦が渡韓前最後のオープン戦で、14日(同15日)に韓国へ出発。17日に韓国プロ野球・キウムと、18日に韓国代表とのエキシビジョンゲームを行い、20日のパドレスとの開幕戦に備える。

 スミスは昨春のWBCアメリカ代表にも選出された強打の捕手。昨季までの5シーズンで3年連続を含む4度、2桁本塁打を放つなど、過去3シーズンはドジャースの正捕手を務めていた。今オープン戦も9試合に出場して打率.280、2本塁打、5打点と好調を維持していただけに、開幕シリーズへの影響が懸念される。

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