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メジャー1年目 松井裕樹の体も心も満たす“最強助っ人”とは…

2024年05月15日 08:00

野球

メジャー1年目 松井裕樹の体も心も満たす“最強助っ人”とは…
パドレス・松井裕樹(AP) Photo By AP
 「鮭フレーク」。自宅で手軽に作れて、缶詰も売っている。ご飯に乗せて食べてもいいし、おにぎりもOKだ。メジャー1年目。挑戦の日々を続けるパドレス・松井裕樹投手(28)にとっても強い味方となっている。
 スポニチ本紙評論家で、テレビ朝日系「報道ステーション」のキャスターを務める松坂大輔さん(43)が取材のために米シカゴを訪れた。現地6日からのカブス―パドレスの3連戦。パ軍・ダルビッシュ、カ軍・今永の先発登板を取材し、さらに松井にもインタビューを行った。

 開幕から1カ月以上。新天地での日々は「本当に刺激的な1カ月。素晴らしい環境でやらせてもらってる」。そんな松井が思わず苦笑いしたのは、松坂さんから「こっち(米国)の食事はどうですか?」と質問された時だ。

 「キツいっすね…」と苦笑いの松井。ただ、白米は毎食あるといい「鮭フレークが大活躍しています」と答えて2人で笑い合った。異国の地での生活。食事が合わないのはストレスにもなる。そんな松井の「最強助っ人」が鮭フレークなのだ。

 ここまで20試合登板は左腕ペラルタと並んでチーム最多。6日のカブス戦からは3試合連続で失点したが、13日のロッキーズ戦は1回1安打、1奪三振で無失点に抑えた。

 楽天時代は守護神を務めて通算236セーブ。登板するのは基本的に「リードした9回」に決まっていたが、パ軍では中継ぎとして待機するため、いつ登板するか分からない。松坂さんのインタビューでは「今までは9回に合わせていたので、7回までは(ブルペンで)何もしなくてよかった。今は状況を見ながら4から8(回)ぐらいまで気持ちが入っている状態なので。休みがないですよ」と、リリーフならではの苦労を明かした。

 気が休まらない時はあるはず。そんな時は食事こそが最高のストレス解消法だ。松井は鮭フレークのパワーで長いシーズンを乗り切る。
(記者コラム・鈴木 勝巳)

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