「報道の自由の侵害だ!」水原被告の法廷「立ち入り禁止」にAP通信記者が抗議 48人中46人サイン

2024年05月15日 06:37

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「報道の自由の侵害だ!」水原被告の法廷「立ち入り禁止」にAP通信記者が抗議 48人中46人サイン
罪状認否を終え、連邦裁判所を去る水原一平被告(AP) Photo By AP
 ドジャースの大谷翔平投手(29)の口座から、違法スポーツ賭博の借金返済のため約1700万ドル(約26億5200万円)を盗んで不正送金したなどとして銀行詐欺などの罪に問われた元通訳、水原一平被告(39)が14日(日本時間15日)、罪状認否のためカリフォルニア州の連邦地裁に出廷した。また、同日の裁判所は異例の措置が取られメディアが抗議する事態に発展した。
 日米メディアは水原被告が出廷予定だった法廷の傍聴席に着席したものの、同被告は別の法廷に入ると警備員がアナウンス。そして、その法廷には一般市民の立ち入りが禁止された。

 この異例の措置をめぐり、記者らは一様に不満を述べ、AP通信の記者が「報道の自由の侵害だ」と抗議文書を書き、署名活動を開始した。

 抗議文書には48人の記者のうち、46人がサインするなど裁判所の「立ち入り禁止」という措置に抗議した。

 「立ち入り禁止」の措置について、裁判所の警備側は「「ジャッジ(裁判官)の判断」と説明。一方、ローゼンブルース判事は罪状認否開始前に警備側の判断とし、「謝罪します。私もロサンゼルス・タイムズの記者だったので(気持ちはわかる)」とコメント。意見が食い違った。

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