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プロ野球選手会 SNS誹謗中傷で裁判所に発信者情報開示命令申立て「許容されない内容の侮辱や脅迫」

2024年05月15日 14:58

野球

プロ野球選手会 SNS誹謗中傷で裁判所に発信者情報開示命令申立て「許容されない内容の侮辱や脅迫」
日本プロ野球選手会・森事務局長 Photo By スポニチ
 日本プロ野球選手会は15日、昨年末に立ち上げたSNSなどの誹謗(ひぼう)中傷対策チームにより、誹謗中傷などを行ったアカウントを対象として、裁判所に対し、発信者情報開示命令申立てを新たに複数件行ったと発表した。「懸命にプレーする当会会員選手に対し、到底許容されない内容の誹謗中傷、侮辱や脅迫等が行われたことを確認しました。
繰り返しになりますが、選手会は、選手、選手の家族、監督、コーチ、球団スタッフ、審判員を含む関係者の尊厳を傷つけ、プロ野球の魅力を損なう悪質な言動を決して看過することはできません」と声明を出した。

 同選手会は3月にも、裁判所に対する発信者情報の開示請求が認められて人物を特定し、損害賠償金を支払う内容などの示談が複数成立したと発表している。昨年の「プロ野球ファンのみなさまへ~SNS等への投稿についてのお願い~」と題するメッセージに引き続き、今年の開幕前にも「プロ野球選手に対する誹謗中傷行為等への対応状況について」を公表し、誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守ってもらうことをお願いしていた。

 「昨年の事例と同様に、法的措置(損害賠償請求や刑事手続きも含みます)の支援を実施してまいります。また、被害にあった選手に対するケアについても、全力で取り組んでまいります。ファンのみなさまには、重ねてのお願いにはなりますが、誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS 等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」と求めた。

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