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青学大が開幕8連勝 あすにも3季連続V 4番・西川&エース児玉のプロ注目コンビが躍動

2024年05月15日 17:35

野球

青学大が開幕8連勝 あすにも3季連続V 4番・西川&エース児玉のプロ注目コンビが躍動
<日大・青学大>8回、無失点に抑えハイタッチする青学大・児玉(右)、西川(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東都大学野球1部春季リーグ・第5週第1日   青学大1―0日大 ( 2024年5月15日    神宮 )】 青学大が接戦を制して開幕からの連勝を8に伸ばし、3季連続優勝へ大きく前進。あす16日の2回戦で青学大が勝ち、中大が敗れると優勝が決まる。
 投打の柱が輝いた。初回に今秋ドラフト1位候補の西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)が先制の決勝左前打を放てば、プロ注目左腕・児玉悠紀投手(4年=日大三)はリーグ戦初完投初完封で今季4勝目。安藤寧則監督も「児玉がまずはしっかり投げてくれたし、西川は効果的な一打だった」と目を細めた。

 初回からさすがの働きだ。西川は2死二塁でこの日の第1打席を迎えると、追い込まれながらも左前へ運ぶ先制打。8回にも中前打を放って打率・400は現在リーグトップで「ピッチャー陣が頑張っているので次もしっかり勝ちにいきたい」と決意を語った。

 児玉はこの日も安定感抜群の投球を披露。140キロ台前半の直球を丁寧に両コーナーに集めて切れ味鋭いスライダーで打ち取る。最後まで日大打線を手玉に取って許した安打もわずか4本。初めて9回も投げ抜き「うれしいです」と満面の笑みで汗を拭った。

 今季はここまで28回2/3を連続無失点と無双状態。まさにエースとしての仕事を果たしており「ようやく9回を投げきれた。自信になります」。あす16日にも優勝が決まる。「一戦一戦戦うだけ」と西川。目の前の一球、一打に全力を注ぎ、王者が再び頂点に立ってみせる。

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