大谷翔平は今季7度目3安打 サイクル安打逃すも6試合ぶり12号に「初球から甘いボール振れた」連勝貢献

2024年05月15日 13:22

野球

大谷翔平は今季7度目3安打 サイクル安打逃すも6試合ぶり12号に「初球から甘いボール振れた」連勝貢献
4回の第2打席で12号ソロを放った大谷翔平(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース10-2ジャイアンツ ( 2024年5月14日    サンフランシスコ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)、敵地オラクル・パークでのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数3安打と今季7度目の3安打をマークし、チームの連勝に貢献した。
 初回の第1打席は左飛に倒れたが、4回の第2打席で相手先発・ウィンの初球スライダーを完璧に捉え、右翼席通路へ12号先制ソロ。惜しくも日本選手初の「スプラッシュヒット」はならなかったが、同球場では初の本塁打で通算25球場目とし、自身の持つ日本野手最多記録を更新した。

 5回無死一塁の第3打席は中前打を放って好機を拡大。7回無死三塁の第4打席は左翼線へ適時二塁打を放って追加点を奪った。

 本塁打、単打、二塁打でサイクル安打に王手をかけて迎えた9回の第5打席はニゴロ。エンゼルス時代の19年6月13日以来、自身2度目となる偉業達成とはならなかった。

 それでも大谷の一発で勢いづいた打線は4回に一挙4点。5回にもスミスの適時打で加点すると、7回に大谷が適時二塁打でダメ押し。9回にも4点を加え、2桁10得点と爆発した。

 投げては先発・ストーンが6回1失点と好投。敵地で連勝を飾り、カード勝ち越しを決めた。

 大谷は試合後、オラクル・パークでの試合を振り返り「クラシックで素敵な球場、好きな球場、ファンの人も熱気がすごくていいゲームだったと思います」と笑みがこぼれた。

 12号に「初球から比較的甘いボールが振れましたので良い結果につながったと思います」と振り返り、サイクル安打を逃したことに「三振だけしないように、結果的に1死三塁はつくれたので最低限の打撃だったかなと思います」とした。

 10得点の打線に「ヒットで点を取れてるのはもちろんですけど、良い野球ができている。全体的に皆、良い打席が多かったと思います」と手応えを口にし、投手陣にも「攻撃につながる素晴らしいリズムで皆投げていた。打っている方も攻撃に入りやすい」とねぎらいの言葉を忘れなかった。

 ジャイアンツはこれで開幕からドジャース戦は5戦全敗となった。

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