ソフトバンク「若鷹寮」の金岡信男副寮長 未完成で、これからの選手たちの、おやじ代わり

2024年05月28日 06:00

野球

ソフトバンク「若鷹寮」の金岡信男副寮長 未完成で、これからの選手たちの、おやじ代わり
若鷹たちに厳しくも愛情を注いでいる金岡副寮長(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 タマスタ筑後に隣接する「若鷹寮」の金岡信男副寮長(66)は今年で4年目。以前は寮長も4年間務めたベテランは「寮に住む子たちは(育成の選手が多く)未完成でこれから。おやじ代わりじゃないけどね」。食事や日常生活に乱れがないか?など厳しくも温かな表情で接している。
 社会人野球のデュプロから81年、南海に打撃投手で入団した。その後は1軍で用具担当を務めた。小久保監督の現役時代はティー打撃の相手をよくした。人一倍練習をし、チームの勝利をいつも考えている姿が目に焼きついている。「“勝つためにバントもするよ”と(周囲に)平気で言っていた」と懐かしむ。

 寮長時代、当時は1軍ヘッドコーチだった指揮官から「絶対、ロッカーだけはきれいにさせてくださいね」と言われ意識している。今季支配下登録をつかんだ“旧育成三銃士”の一人、仲田は「きったないロッカーだった」と振り返るが、下積みを重ねるにつれ“美しく”変化したのだとうれしそうに語っていた。

 ◇金岡 信男(かなおか・のぶお)1958年(昭33)3月4日生まれ、大阪府出身の66歳。東住吉工(現東住吉総合)から社会人野球のデュプロに進み、都市対抗野球にも出場。2つ下のチームメートは広島、巨人で139勝の川口和久氏だった。81年に打撃投手として南海に入団。その後は用具担当を務めた。左投げ左打ち。

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