【大谷翔平と一問一答】左足太腿裏打撲は「日に日に良くなっている」投球リハビリは既に129キロ計測

2024年05月28日 07:13

野球

【大谷翔平と一問一答】左足太腿裏打撲は「日に日に良くなっている」投球リハビリは既に129キロ計測
<メッツ・ドジャース>囲み取材に応じる大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 大谷翔平投手(29)が所属するドジャースは敵地ニューヨークでのメッツ戦が雨のため中止となり、28日(日本時間29日)にダブルヘッダーが組まれた。以下、大谷の中止発表前の一問一答は以下の通り。
 ――左足太腿裏の打撲の状態。パフォーマンスへの影響は。
 「日に日には良くなってきているので、今日も昨日よりだいぶ感じはいいかなと思います」

 ――いつ頃から悪化したか。
 「ピックオフ(けん制球)で(ボールを)もらってから、その後、次の日くらいから徐々に張りが出て、その中で走っていたので、徐々に悪くなってという感じかなと思います」

 ――25日(同26日)のレッズ戦の三塁打はジョグのスピードで走っていた。
 「あの打球は余裕で三塁打にできるとは思っていたんですけど、ショートがデラクルス選手だというのはちょっと忘れてたので、そこで少しクロスプレーになったかなと思います」
 
 ――スイングへの影響は。
 「スイングはそこまでないかなと思います。状態がそこまで良くないというのはもちろんですあると思いますけど、その中で軸足の影響はあんまりないかなと感じています」
 
 ――腰については。
 「腰はトレーニングもしながら良くはなってきているので、ほぼ問題なくきているかなと思います」
 
 ――投球のリハビリ現状、次のステップは。
 「徐々にまずは距離が伸びていくと思うので、距離を伸ばしながら球数が60球から70球に増えたりとか、その段階でどこまで距離が伸びていくというのはまだちょっと先のことなのでどこまで行くかというのはわからないですけど、徐々に距離と球数が伸びていくという感じかなと思います」
 
 ――今、一番多い距離は。
 「先週60フィート(18・3メートル)になったくらいなので、球速は80マイル(約128・7キロ)くらいですかね。そのくらいまで上がってきていると思います」
 
 ――今季は投手をしない。打撃に好影響を及ぼすか。
 「どうなんですかね。それは1シーズンやって、やり切らないと言えないことではあるので、まず1シーズンやってみてからかなとは思います」
 
 ――この1週間、チームの打撃の状態をどうみているか。
 「うーん、どうなんですかね。もちろん時差もありますし、なかなかスケジュール的にきついところもあるので、そこはなかなかチームとしての打撃の中でのつながりという意味では少し難しくなっている部分はあると思いますけど、その中でもちろんできることはあると思うので、終わったことは切り替えて今日は今日で集中したいなと思っています」
 
 ――水原一平元通訳の事件に対してストレスをどう対処しているか。
 「睡眠が足りなかったのが一番問題ではありましたけど、メンタルがプレーに影響するとは思っていないですし、しっかりとした技術さえあればどんなメンタルでも打てると思っているので、そことグランドでやるべきことというのは切り離してやりたいなと思っています」

 ――投球は恋しくなるか。
 「ピッチングの日は独特の緊張感が、先発投手は特にみんなそうだと思いますけど、独特の緊張感があると思うので、それは恋しいといえば恋しいですし、ただ一つ一つのステップを踏んでいく時期なのであまり焦ることなく、次のステップをしっかり踏みたいなと思っています」

 ――チームが5連敗。1人1人がどういうことにフォーカスすべきか。
 「役割なので違うと思いますけど、先発ピッチャーだったら先に点を与えないっていうのが、どんなシチュエーションでもそうですけど、特に連敗が続いている時はそう考えるものですし、バッターだったら最初に点を取りたいっていうのが、これもその通りだと思うので、ただ、そういう気持ちが強くなりすぎると自分の打席、というかまぁ、丁寧な打席がなかなかみんな出来なかったりすると思うので、状態がいい時っていうのは、あまり気負うことなく、自分の打席をいいクオリティで送れるかなと思うので、ベテランの選手も多いですし、みんな分かっていると思うので、こういうことも長いシーズンでありますし、今日は今日で切り替えて、頑張りたいなと思います」
 
 ――二刀流をやることに対して、改めて気持ち、情熱は。
 「特には変わってないですね。この手術も1回目ではないですし、2回目である程度、どういうスケジュールでいくっていうのは分かっているので、あまり焦ることなく出来ているかなと思います」
 
 ――パドレスのダルビッシュの日米通算200勝に関して。
 「ニュースでは見ていたので、本人とも連絡をとっている中で、200勝、シーズン最初の方ですかね、200勝あるから早めにしたいなみたいな話をしていたので、ひとつ区切りを迎えたことで、そこもリラックスしてというか、あまり考えることなく、次の登板に本人も集中できるのではないかなと思うので。それはそれで素晴らしいことですし、200勝というのも、偉大な記録ではあると思うので、“おめでとうございます“ってことですね」
 
 ――次回WBC決勝の舞台が前回と同じマイアミとなる。26年のWBCへ意欲は変わらないか。
 「そうですね。今のところはそう思ってますし、出たいで、出られるところではないと思いますし、もちろん、選んでもらえるようにというか、そこのトップ層にまずはしっかりと居続けることが大事かなと思います」
 
 ――体のケアで足、腰以外で気になっている部分は。
 「一番は肘じゃないですかね。別にかばうことはないと思いますけど、ケアしなければいけないポイントではあるので、毎日ケアしますし、状態を確かめながら、やるのは大事かなと思います」 
 
 ――投球のリハビリ過程で重要にしているチェックポイントは。
 「全部じゃないですかね。それはケガをしてもしなくても、効率よく投げたいなっていうのはケガの予防にもつながりますし、ただ、こればっかりは、出力が上がればしょうがない部分はあるので、誰しもが、ピッチャーをやっていれば、ある程度パワーピッチャーだとしょうがない部分ではあるので、そこは前回から今回もそうですし、ある程度割り切ってというか、パフォーマンスを下げないように、そこだけは注意してというか、自分自身であまり諦めないように、そのままの感じでいきたいと思います」

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