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西武・今井どうした…5回3安打3失点で降板 自らのミスで失点&今季初被弾 休養松井監督に白星贈れず

2024年05月28日 19:36

野球

西武・今井どうした…5回3安打3失点で降板 自らのミスで失点&今季初被弾 休養松井監督に白星贈れず
<中・西>3回、自身の悪送球で先制点を献上し、ガックリの今井(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【交流戦   西武ー中日 ( 2024年5月28日    バンテリンD )】 26日に成績不振で休養した松井稼頭央監督(48)に代わり渡辺久信監督代行兼ゼネラルマネジャー(GM=58)が、指揮を執る“新生”西武は28日、交流戦初戦で中日と対戦(バンテリンD)。先発の今井達也投手(26)は5回を投げ3安打3失点で降板した。
 並々ならぬ決意で臨んだ試合だった。8年目で初の開幕投手に指名してくれた松井監督が成績不振のため休養。今井は前日練習で「悔しいです。カード頭に投げることも多いので、そこで勝てるような投球ができていればチームの勝ち星も増えていた」と、申し訳なさを口にしていた。

 しかし意気込み過ぎたのか。最速153キロの直球を軸に2回まで無失点に抑えていたが、3回に先頭の岡林の左前への打球を左翼・コルデロが後逸し二塁打になると、続く高橋宏が犠打。今井の三塁悪送球によりオールセーフとなった。守備の乱れで1点を失うと、その後1死三塁からスクイズを決められ2点目を失った。4回にはディカーソンに今季初被弾となるソロ本塁打を浴びると、打線の援護もなく、0ー3の6回の攻撃で代打を送られ交代した。

 今季は3勝1敗、防御率2・17。前回21日ロッテ戦は5回5失点で初黒星を喫した。中日戦は過去2戦2勝で、登板は7回2失点で白星を挙げた2021年6月12日以来。「稼頭央さんの分まで全員で戦ってく気持ちは、開幕よりも強くなった。今まで以上に危機感を持って、目の色を変えないと、このまま終わってしまう」と巻き返しを決意していたが、白星を届けることはできなかった。

 ▼今井 先取点を与えてしまったことがすべてだと思います。2点で粘りたかったところ、ストライクを取りにいった甘い球をホームランにされてしまいました。打者一人、ひとり、振り返ったらはっきりと良くなかったです。その中でもイニング以上に三振を奪うことができたので、そこは継続していきたいです。ゲームを優位に進めるためには、先取点がとても大きいと思うので、チームが先取点を取るまで我慢強く投げるように修正していきたいです。

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