巨人・原辰徳前監督が「王貞治DAY」で始球式 交流戦の開幕告げる好投も「18・44メートル遠かった」

2024年05月28日 18:02

野球

巨人・原辰徳前監督が「王貞治DAY」で始球式 交流戦の開幕告げる好投も「18・44メートル遠かった」
<巨・ソ>セレモニアルピッチを行う原辰徳氏(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人―ソフトバンク ( 2024年5月28日    東京D )】 巨人前監督の原辰徳氏(65)が交流戦開幕となる28日のソフトバンク戦でセレモニアルピッチを務めた。
 ひときわ大きな歓声を浴びながら登場した原氏は、投げる前に先発の山崎伊織とグータッチ。そしてマウンド上で右腕を2度ぐるぐると回すと、大きく振りかぶって投球。ボールは吸い込まれるようにキャッチャーミットへと向かって行った。

 始球式後は報道陣の取材に応じ「なにか18・44メートルが遠く感じましたね(笑)。でも、ちゃんと届いていましたね。遠いなと思いました」と振り返った。

 この日のソフトバンク戦は、球団OBの王貞治氏(84=ソフトバンク球団会長兼特別チームアドバイザー)の日本球界における功績をたたえ、球団創設90周年記念特別試合「王貞治DAY」として開催。原氏は現役時代、王監督の下で1984年から5年間プレー。第48代4番として主砲の役割を全うした。「先ほど、王監督にも会いましたけど。こういう日に私も参加でき、そしてファースト・ピッチという形でできたことは、大変ありがとうございます、と。そして、おめでとうございますという感謝の意を王さんには言わせていただきました。それだけ功績というかね、ジャイアンツのみならずプロ野球にね。もっと言えば日本のスポーツ界、全てにおいてという点で、大変な大先輩であると」とレジェンドの功績を称えた。
 
 また、現役時代に王氏と共に巨人でプレーした張本勲氏(83=スポニチ本紙評論家)がファーストピッチを務めた。杖をつきながらも左手で力強く投じると、ボールはワンバウンドして小林誠司捕手が構えるミットに吸い込まれた。

 ネット上の野球ファンからは「ナイスピッチング!」「原さん人気えぐい」「原さんの始球式はアツいな」などの声が聞かれた。

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