阿部監督　6回オコエのバントには「まあ、まあ、まあ。結果的にはちゃんと形はつくれたんですけどね」

2024年05月28日 22:10

野球

阿部監督　6回オコエのバントには「まあ、まあ、まあ。結果的にはちゃんと形はつくれたんですけどね」 — ＜巨・ソ＞6回、オコエのスクイズはバント小飛球となる。　捕手・甲斐　（撮影・西川祐介） Photo By スポニチ

【交流戦巨人0―2ソフトバンク（ 2024年5月28日東京D ）】巨人は交流戦開幕戦で、球団創設90周年記念特別試合「王貞治DAY」として行われた28日のソフトバンク戦（東京D）に敗れて貯金が1に減った。巨人は今季10度目の無得点試合で、今季8度目の零敗となっている。

　0―1で迎えた6回に最大の得点チャンスを逃した。

　6回5安打1失点と好投した先発右腕・山崎伊に先頭打者として打席が回ると、阿部慎之助監督（45）は代打・立岡をコール。立岡が四球で出塁して二盗に成功すると、丸は二塁への内野安打を放ち、無死一、三塁と絶好の得点機を得た。

　ここで打席が回ったのは2番のオコエ。すると、初球からセーフティースクイズの構えを見せ、1球目はボール。2球目のスクイズはファウルとなった。

　そして、カウント1―1からの3球目にはセーフティースクイズを敢行したが、捕手前に転がったため、三走・立岡はホームインできず。結果的に一走・丸を二塁へ送っただけとなった。

　これで1死二、三塁。だが、3番・吉川の二ゴロでスタートを切った立岡は三本間でタッチアウト。4番・岡本和が四球を選んで2死満塁としたが、ここで打席に入った5番・坂本が初球を叩いて右飛に倒れ、無得点に終わった。

　試合後、6回の攻撃、特にオコエのバントの場面について聞かれた阿部監督は「まあ、まあ、まあ。結果的にはちゃんと形はつくれたんですけどね。ノーアウトでしたし、打球判断になってしまうんですけど、ベンチの都合のいいサインになってしまうんですけどね。まあ、ああいう1死二、三塁で逆転の、ああいう形はちゃんとつくれたので。そこで打てなかったというだけなので」と話していた。