【又吉広報の撮れたて直行便】結果を残して中継ぎで居続けたい

2024年05月28日 06:00

野球

【又吉広報の撮れたて直行便】結果を残して中継ぎで居続けたい
母の日Tシャツを着る又吉(手前)と(後列左から)長谷川、藤井、杉山、沢柳(本人提供) Photo By 提供写真
 打線だけではなく、投手陣の状態もいい中で、21日楽天戦の7回に2番手で10試合目の登板ができました。今、僕は投げる場面が限られています。まずは、打者3人で終えられたことは良かったです。決め球は、いずれもカットボールでした。あとで映像で確認しましたが、手元で差し込む感じがあって打者が何を打ってるか分からない反応もありました。
 先発もいいし、中継ぎもいい。そんな中で1点を取られると目立ちます。僕は1人だけ防御率3点台なんで。そういう意味の緊張感は、凄くあります。それが当たり前となると、中継ぎとしての総合力も上がっていきます。みんな数字は見ますので。中継ぎの勝ちパターンがしっかりしているのも、なかなかないことです。若い子たちにとっても、いい刺激になっているんじゃないんですかね。

 母の日の2日後の14日楽天戦でも、投げさせてもらいました。写真は登板後に中継ぎ陣で特製Tシャツを着てのものです。直前までモイネロもいたんですけどね。毎年、母の日はシーズン中。ナイターもあるので試合後には、なかなか連絡もできない。直接、少しでも元気にしていることを、SNSや写真を通じて見せられたらいいかなとも思います。

 沖縄に住む母親には毎回、兄貴、僕、弟の3人で花を贈っています。沖縄の方言の“アンマー(お母さん)”は、使う人もいるかもしれませんが、あまり聞いたことないですね。“おかあ、おとう、おばあ、おじい”が普通だと思いますよ。

 交流戦も始まっていきます。昨シーズンの交流戦は、僕は2軍調整中で1軍にいませんでした。中日戦は、バンテリンドーム。古巣に凱旋となるかもしれませんが、特に意識はありません。先を見るより、目の前の一試合一試合の1アウトを丁寧に取ることを考えていきたい。

 何度も言うように、投げる場所が限られています。投げさせてもらったところで結果を残さないと、次の登板はないと思っています。打たれた、となるとまた、登板も空いてしまいます。一回一回の登板を大事にしていきたいですね。

 結果を残して、中継ぎで居続けたい。1軍にいないことには始まらない。今の序列で言ったら確実に抹消するか、しないかの立場にいますので。2位・日本ハムと大きくは離れていない。まだ分かりません。そんな中で、最後までメンバーになっていけるように頑張りたいです。 (福岡ソフトバンクホークス投手)

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