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巨人岡本和、第89代4番が交流戦「全カード勝ち越し」導く 28日“第58代”王貞治DAYから進撃開始

2024年05月28日 05:30

野球

巨人岡本和、第89代4番が交流戦「全カード勝ち越し」導く 28日“第58代”王貞治DAYから進撃開始
巨人・岡本和 Photo By スポニチ
 交流戦男の巨人・岡本和が「パ制圧」を狙う。昨年は全18試合に出場し8本塁打19打点で2冠&MVPを獲得。今季はパ・リーグ首位を快走するソフトバンクとの3連戦(東京ドーム)からスタートとなるが「全カード勝ち越し目指して頑張りたい。(データは)しっかり情報収集していきたい」と意気込む。
 交流戦は思い出深い。18年のオリックス戦で第89代4番打者になり、いきなり一発を放った。28日のソフトバンク戦は「王貞治DAY」として開催。偉大な第28代4番の前で、成長した姿を見せる。交流戦前最後の試合だった26日の阪神戦では、9回に起死回生の同点9号本塁打。10試合ぶりの本塁打を放ち、最高の状態で交流戦を迎える。

 第72代4番の阿部監督にとっても、監督として初めての交流戦で、自身も07年の交流戦で初めて4番に座った。パの本拠地ではDHを活用し、坂本を休養させる際に「(岡本)和真もちょっと気分転換をさせてサードとか」と今季初の三塁を守らせるプランを披露。慣れ親しんだホットコーナーを守りながら、勝負強さに期待を寄せる。

 新監督対決となるソフトバンク・小久保監督も、巨人時代は第69代4番だった。チーム本塁打は巨人の21本に対し31本、打率も.229に対し・261でパの首位を走る強敵。阿部監督は「空中戦は勝てない。大味な野球では絶対に勝てない。泥くさくどうやって1点を取るか、という野球に徹していきたい」と機動力を駆使しながら、4番の一打で勝機を探る。(川島 毅洋)

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