【甲子園】大社のエース馬庭は進路明言せず「まだ分かりません」 魂の4試合計492球 快進撃の立役者

2024年08月19日 20:00

野球

【甲子園】大社のエース馬庭は進路明言せず「まだ分かりません」 魂の4試合計492球 快進撃の立役者
馬庭(左)をねぎらう大社・石飛監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   大社2-8神村学園 ( 2024年8月19日    甲子園 )】 大社(島根)が神村学園(鹿児島)に2-8で敗れ、1917年以来107年ぶりの4強入りはならなかった。第1回地方大会から出場を続ける「皆勤15校」の準決勝進出となれば、1961年準優勝の桐蔭(和歌山)以来だったが、あと一歩届かなかった。
 初戦から3試合連続完投のエース馬庭優太(3年)はベンチスタート。岸恒介(3年)が先発のマウンドに立った。5回無死一、二塁とピンチを迎えた場面で馬庭が救援登板。遊ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った二塁・高橋翔和(3年)の送球ミスで勝ち越しを許した。7回に4連打で4点を失い、8回にも追加点を奪われた。

 馬庭は4試合で計492球を投じるも及ばず試合後は号泣。「自分が抑えられなくて申し訳ない気持ち」と唇をかんだ。

 ミラクル大社の快進撃の立役者となった左腕。今後の進路については「まだ分かりません」と明言を避けた。
 

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