巨人・阿部監督 長嶋茂雄氏の激励に応えられず「申し訳なかった」広島との首位攻防初戦で敗戦

2024年08月20日 21:47

野球

巨人・阿部監督 長嶋茂雄氏の激励に応えられず「申し訳なかった」広島との首位攻防初戦で敗戦
<巨・広>7回、伊藤の登板を告げる阿部監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3-8広島 ( 2024年8月20日    東京D )】 巨人は広島に3-8で敗れ、首位攻防戦の初戦を落とし、ゲーム差を2に広げられた。先発の山崎伊織投手(25)が今季ワーストとなる4回7失点で降板。打線は岡本和真内野手(28)の19号ソロや浅野翔吾外野手(19)のプロ初となる三塁打で得点を重ねたが、反撃は届かなかった。
 1-2の4回、山崎伊は無死満塁のピンチを招いた。秋山、野間をフォークで2者連続空振り三振に斬ったが、小園には押し出し四球。そこから2連続適時打を許し、この回5失点。今季最短の4回、今季ワースト7失点で降板した。

 山崎伊の乱調に、阿部慎之助監督(45)は「あと1人とか、あと1球とか。そういうところを詰めることができなかった。そこだけだね」と残念がり、「あとは彼に聞いて」と言葉少なだった。

 高卒2年目の浅野はプロ初の三塁打を含む、マルチ安打をマーク。「いいところもたくさんあった。大差で負けちゃいましたけど、カープとこれで五分(7勝7敗3分け)になったのかなと思って、明日切り替えてまたやりたいと思います」と前を向いた。

 試合前には長嶋茂雄終身名誉監督が激励に訪れていた。「大事な首位攻防戦という形だったので、激励に来ていただいたんですけど。ちょっと残念すぎる試合だったので、申し訳なかったなと思います」と“謝罪”した。

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